日経平均大幅続落。日銀が長期金利の許容変動幅拡大で実質利上げ。
今日は久々にサプライズですね。悪い意味の。
日銀が10年物国債金利の許容変動幅を従来の±0.25%から±0.5%に拡大したことを受けて、実質的な利上げと受け取られた様子。
こうした政策転換の情報は久々ですし、株式市場にとってかなりの悪材料・・・。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は大幅続落。
前日比-669.61円の26,568.03円で取引終了です。
実質的とはいえ、日本がまさかの利上げ方面に傾いたので急激な円高も進みましたね。
アメリカに比べればまだ低金利ではあるものの、こうして金利の話題が日本から出てくること自体が稀ですからサプライズとしては申し分ないです。
ただ一般的な株にとっては悪材料ですし、これは景気を冷やしますよ・・・。
マザーズ総合は続落。
前日比-35.94円の726.83円で取引終了です。
日銀の実質的な利上げ政策となると、ハイテク株やグロース株にとっては痛手でしかありません。
アメリカの利上げで下げてましたが、来年は日本国内の利上げ意識からさらに売られるかもしれないな。
どの程度と今からは言えませんが、下手すると600円や500円割れも視野にいれておかないといけないレベルの可能性も。
本日の運用成績はこちらです。
日銀のサプライズで日本株下げトレンドか?
日本株にとっては悪材料この上ないですね。
市場の認識は『日本はまだ追加緩和が続くだろう』という状況だったわけですが、それが崩れてしまった。記者会見で黒田日銀総裁は『経済に影響は無い』としていますが、無理があるというもの。
来年は日本株の下降トレンドかもしれませんね。
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