世界的な景気後退の可能性が高まってきた中での相場予想
皆さんどうもリセッション。景気後退に危機感を覚える@xi10jun1です。
アメリカのみならず世界的に利上げが進む中、株安が本格化してきています。
単なるインフレならとっくに利下げの話が出てきてもいいですが、ウクライナ情勢やエネルギー問題も相まってるだけに難しい相場が続きそうです。
金利とウクライナ情勢とエネルギー問題と中国
現状、大まかなリスクはこの4つです。
まず金利ですが、これはもう世界的な引き締めの流れというよりインフレ対策としてせざるを得ないので、当面円安はこのままでしょうね。日本だけ金融緩和継続ですから。
アメリカの利上げが主な原因でしょうけど、足元の経済悪化とリセッションのニュースが出てきていますので、そのうち何らかのショックが出てくるかも。
ウクライナ情勢についてはロシアが部分的国民動員を始めるなど長期化は避けられず、決着が付くにしても血は避けられそうにないでしょう。
早い話、内紛やクーデターでプーチン政権が倒され敗北し、民主主義国家としてウクライナと条約を結んで損害賠償を払う流れが最も好ましいですが、そこに至るかどうか、ましてどれだけの時間がかかるやら。
関連して欧州のエネルギー問題ですが、ロシアから輸入していた資源を制裁のために縮小していますので、この冬に向けて顕在化し始めています。
これが資源の問題だけならともかく、エネルギー大手の債権つまり信用問題に発展するなど金融に関わってくると厄介。すでにそれを危惧するニュースもちらほら出始めているので、注視しておかないと。
最後は中国ですが、こちらもゼロコロナ政策にともなう国内景気の悪化、とりわけ不動産業界の不振が長く続いているのが怖いところ。
昨今は規制がさらに強まっており、外資の企業が撤退するなど、一党独裁のメンツのためだけに政府が自ら国内景気を冷やす有り様。問題が起きないわけがない。
相場予想:少なくとも株高にならない
どれもこれも既に見知ったリスクではあるので、ブラックスワン的なショックにはならないでしょう。
ただ実際にリスクが現実となった場合は、ネガティブサプライズとして当然の売りが発生するはず。
アメリカの利上げなら国内景気の悪化、ウクライナ情勢ならロシアの核、欧州のエネルギー問題なら資源大手企業の倒産、中国なら不況にともなう信用問題。
どれもが悪化する可能性が高いので、少なくとも株高にはならないでしょうね。
まとめ:市場の関心事はやはりアメリカ
基本はやはりアメリカの景気でしょう。
利上げが止まらない様子でダウも下げっぱなし。高値から実に7000ドルは下げているので、投資家心理がめちゃくちゃ冷えています。
しかもFRBもといパウエル議長は、まだ利上げが必要であるという姿勢ですからね。新興市場だってグロース株が買える状態ではないので、上がりきれないよなぁ。
本格的な株の買い入れは、まだ先かな。
~注目:M&Aマッチングサービス~
現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
→[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ
スポンサーリンク
当ブログのスポンサー