日銀の為替介入で円安の流れが止まるのか?
みなさんどうも為替介入。FXを中断している@xi10jun1です。
たぶん今頃大損してたろうな、FX。中断しておいて正解だった。休むも相場ですわ。
で、先日日銀が為替介入をすると発表しましたが、円安の流れは止まるんですかね?
日銀の円買い介入の影響は限定的か?
9月22日、日銀は円買い介入を公表。1998年6月以来となる24年ぶりの介入となり、ドルは一時142円前半まで急落しました。
で、24日早朝の終値が143.3円。まだ公表されて日が浅いわけですが、値動きとしては思ったほどの円高には振り切れていないのかなと。
個人的な感想ですが、これほどの円安ですので140円を割り込んでもおかしくないとは思うものの、やはり日米の金利差が強く意識されているんじゃないかと。
そもそも日銀が円を買うとなればそのための資金を調達する必要があるわけで、手持ちの米国債を売るようだと米金利の上昇となるのでこれまた円安になってしまう。
介入にどの程度の資金を投じるかは分かりませんが、中央銀行がおいそれと買っていては為替操作国認定にも繋がりかねません。なので介入はするけれども、円安のほとぼりが自然と解消されるのを待つための時間稼ぎに重点を置いているのかなと。
24年ぶりという数字のインパクトがありますからね。
ただ発表翌日の143円という値を見るに、市場はもう先々の効果減退、影響力低下を見越しているような気がします。どちらかというと市場の関心事は米国金利が最重要事項ですし、上記の為替操作のことも含めて派手な介入はできないでしょうから、円高に振れていくだけの影響力は無いと喝破されてそう。
となると、確かに影響はなくはないがトレンドが変わるほどでもないと市場全体に波及し、そのうちアメリカの利上げが注目されて円安方向は継続、というシナリオを想定すべきかもしれません。
ブラックスワンのような相当なことが起きない限り、円安抑制のための円高は難しいかもしれないな。
まとめ:やはりアメリカの金利次第
なのでアメリカの金利の動向が今後も注目されていくのだと思います。
ただダウ平均が下がっているので、市場はリセッション入りにも敏感になっていますね。
実際に不景気が始まるとなると利上げの勢いが弱まるかもしれませんので、リセッション入りの情報だけは即時に欲しいですな。
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