ウクライナ情勢ひっ迫でも円高にならない理由を考察

今日の運用成績

2022年2月23日ドル円画像

今日は市場が休みなので為替と先物を見ています。

ここ最近はウクライナ情勢が取り沙汰される機会が多く、地政学リスクの高まりで株価は下げています。

で、なぜか為替は円高になってないんですよね・・・。

今日のドル円の市況

2022年2月23日ドル円画像

とりわけここ1か月はウクライナ情勢を巡る動きが活発で、株価はずっと下げトレンドなんですよ。なのに為替市場は円高のトレンドにならず、時折円安方向に動くこともあるくらいでした。

理由として考えられるのはいくつかあります。

まずは金融緩和の状態がまだ続いているので楽観視している点。

加えてアメリカの利上げが予定されているので、ドル買い円売り、つまり円安の向きが強いのかなと。

あとは昨年10月の頃のような資源国通貨を買う流れ。原油をはじめとするエネルギー需要の高まりが再び再燃しているので、そこでも円安になっている可能性。

さらに各国が利上げに乗り出す中、日本だけが低金利の状態が続く公算大です。となると利回りの高い国の通貨を買ったほうがリターンが大きくなるのでここでも円売り。

ウクライナ情勢で思ったほど円高にならない理由はこのあたりですかね。

もちろん実際に有事となれば急な円高になる可能性はありますが、いずれにしてもこの強い円安ムードで損した為替トレーダーは多いかもしれないな。

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主要通貨スプレッド
  • ドル円(USD/JPY):0.3銭
  • ユーロ円(EUR/JPY):0.5銭
  • ポンド円(GBP/JPY):1.0銭
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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2022年2月23日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。