変異株『オミクロン』で世界の株価が下がった理由と今後の展開予想

新型コロナウイルスの新たな変異株として『オミクロン』が登場し、世界的に株価がドカ下げしました。

変異株自体はこれまでも出ていましたし、今さら株価が大きく下げる材料とも思えなかったんですが・・・。

おそらく原因は・・・。

ワクチンの有効性が株価に影響

今回の変異株の情報で株価が下げたわけですが、原因は

  • デルタ株よりも感染力がある可能性
  • 既存の免疫をすり抜ける可能性
  • ワクチンが有効じゃない可能性

あたりが取り沙汰されたことでリスク感から売りが出た、という感じです。

まして欧米ではデルタ株の流行が収まらないなかで、さらに変異株が出たことが追い打ちをかけたのでしょう。デルタ株ですら満足に抑えられないのに、次の変異株が既存の株よりも感染力が強い可能性があるんですから。

なにより現状、ワクチンの有効性に疑義が生じているオミクロン株ですので、詳細が判明するまでの不安感は売り材料としては起こりうる話です。

オミクロン株出現後の今後の展開予想

ただ、まだ詳しいことは確定していませんが、既にファイザーやモデルナからワクチンが有効かどうか調査の旨が出ています。

もしこの新たな変異株にも有効であるとの判断がなされれば株価はまたもとに戻ると思いますが、そうじゃない場合は再びドカ下げの可能性がありますね。

何より厄介なのが、既にアメリカは経済活動が元通りになりつつある点。

テーパリングや利上げの話が出ている中で、新たな変異株の存在は不透明感を増大させます。万が一にも、オミクロン株によって再びアメリカで感染爆発が起きてロックダウンや緊急事態宣言がなされた場合、ダウは一旦大きく下げるかもしれませんね。

その後テーパリング終了の延期や更なる経済対策の期待感からまた株価が上がる、みたいな流れになるのかな。

まとめ:新型コロナウイルスの影響はまだ終わらない

次々に変異株が登場してくる以上、これでは新型コロナウイルスの影響はまだまだ続く可能性が高いですね。

オミクロン株がどのような性質なのかまだ不明ですが、ワクチンの有効性や免疫機能が役に立たない可能性が示唆されてしまうと株安材料としてさらに重くのしかかるでしょう。

日本に入って来ないといいんですが・・・。

~注目:M&Aマッチングサービス~

現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。

[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ

スポンサーリンク

※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2021年11月28日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

Posted by jun


当ブログのスポンサー