日経平均は2009年7月以来の8日続落で下げ止まらずだが岸田内閣への警戒感と勘違いしてはいけない
日経平均が8日続落ということで、2009年7月以来とのこと。
ツイッターではしきりに岸田首相への批判が相次いでいますが、そもそもまだ組閣くらいしかしてないのに脊髄反射で推定有罪とは滑稽な話です。
これは総裁選前の期待上げ分の事実で売り、ダウの下げと、中国リスクにインフレリスクが重なった下げです。岸田首相のせいだと勘違いしてはいけません。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は続落。
前日比-293.25円の27,528.87円で取引終了です。
広く下げた相場ですが、冒頭で書いた通り、総裁選前の期待上げ分の事実で売りと、ダウの下げ(特にハイテク株とグロース株)と、中国リスクやインフレリスクの複合型です。
特に原油の上げ方が異常で、現在は79ドルほどになっています。かつては100ドル前後で相場が動いていましたし、これから先は冬も待ち構えますのでインフレが進む可能性が極めて高く、エネルギーコスト高から業績悪化する企業も出てくるでしょう。
マザーズ総合は続落。
前日比-14.02円の1,064.11円。
マザーズもこの有様ですね。
いつもならバイオ銘柄がノーベル賞の関連銘柄として上げてきそうなもんですが、今年の医学・生理学賞および物理学賞とも、バイオ系には絡んでこなかったので失望売りも出ている様子。
これまではバイオ銘柄が市場を引っ張ることもありましたが、それが期待できない状態ではマザーズも上がりようがないな。
しかしここ最近、リード銘柄が不在ですね。個人的には3桁円を待っているので構いませんけど。
本日の運用成績はこちらです。
世界的なインフレリスクとスタグフレーション
もう世界は次のリスクに目を向けています。
これまで世界の要人たちがしきりに『インフレは一時的』との見方を示していましたが、それはもう間違いだったとはっきり認めざるを得ないほどにインフレが進んでいます。
原油も天然ガスも高く、とりわけ日本は円安にもなっているので物価が上がりかねません。とはいえ賃金がそう簡単に上がらないので、スタグフレーションが起きかねない状況、というか既に起きてそうだけど。
末尾コーナー:投資家向け関連記事やサービス!
投資家向けに関連記事やサービスをまとめました。近年はフィンテック関連のサービスや情報が話題ですので、情報収集にお役立てください。なお常識ですが、どのサービスを利用する場合においても、必ずリスク(値動きリスク、事業者リスク、信用リスク、地政学リスク、セキュリティリスク)を確認・承知し、自己責任の原則に基づいてご利用ください。
株式
海外ではロビンフットが話題ですが、日本では取引手数料無料の証券サービス「STREAM」があります。コミュニティ機能も備えて他の投資家とやり取りできるため、初心者でも投資仲間から情報が得られることも! メイン口座では楽天証券を用いています。ポイントを使った積立投資など、ポイントに絡んだサービスが充実!FX
FXには下記の口座を利用しています。使い勝手や手法はもちろん、スプレッドによって合う合わないがありますから、自分の使いやすい口座を開設して利用すると良いでしょう。- ドル円(USD/JPY):0.3銭
- ユーロ円(EUR/JPY):0.5銭
- ポンド円(GBP/JPY):1.0銭
- 豪ドル円(AUD/JPY):0.7銭
ちなみに僕は、FXでは主に平均足を使う派です。ローソク足よりトレンドが掴みやすく、移動平均線と組み合わせてトレードしています。平均足についてはこちら→FXの平均足の基本・手法・見方・儲け方・考え方・戦略などまとめ
FXの実況ライブ配信Vlog
YouTubeにてFXの実況ライブ配信Vlogを平日21時40分頃から1時間ほど行っています(20時30分~1時間はゲーム実況ライブ配信をしています)。特別定額給付金の10万円をどこまで増やせるか、ドキュメンタリーをお楽しみください。→ juntyanman - YouTube
~注目:M&Aマッチングサービス~
現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
→[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ