日経平均続落。中国恒大集団のリスク感一服とFOMCを睨む市場。
日経平均続落ですね。
ただ思ったほどの下げ幅にはならず、中国恒大集団の利払いのニュースが出始めたあたりから下げの勢いが控えめになった様子。
どのみちFOMCも控えているので積極的な売買は難しいですからね。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は続落。
前日比-200.31円の29,639.40円で取引終了です。
中国恒大集団が社債の利払いに応じるとのニュースが出てきたので、下げ幅は限定的になってきたかな。
一時はリーマンショック級とまで言われましたが、徐々に全容が明らかになるにつれリスク感がはっきりとしてきたので、買い戻しの展開も見受けられました。
ただまったくリスク感がなくなったわけではなく、この中国恒大集団のデフォルト問題を皮切りに不動産業界の景況感悪化や中国経済の減速懸念が出てくると、一層の下げも起こりかねないといった状況かなと。
なにより中国政府の締め付けや規制は不動産業界だけじゃないし、先々のリスク感はまだ残ってるし。
マザーズ総合は続落。
前日比-10.88円の1,127.81円。
マザーズもこの下げっぷりですな。
ただノーベル賞を控えた関連銘柄の下げ幅は限定的で、特にバイオ系は大崩れにはなっていない様子。
とはいえ、直近の総裁選の期待感による上げ幅が相当なものだったので、ここで利益確定売りが続くと相場が崩れかねないので要注意ですね。
本日の運用成績はこちらです。
中国恒大集団のリスク感一服
徐々に中国恒大集団の現状が知れ渡ってきたので、リスク感が低減してきた感じかな。
専門家の基本的なスタンスとしては、『リーマンショック級にはならない』との見方が多数のようですね。
ただ不動産業界の締め付けが解消されるわけではなく、規制強化に伴う国内経済の悪化は避けられませんし、先々のリスクも抱える状況にあっては中国経済の先行きはリスクあり、ですね。
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