PWAのサイトに求められるものとは?読む・見るではなく「使う」という視点について

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みなさんどうもPWA!今PWAのサイトを作っている@xi10jun1です。

昨日から開催されているWordCamp Tokyo 2018にて、PWA(Progressive Web Apps)の話が出たそうですね。行きたかったなぁ、行きたかったなぁ!

でもって、一応PWA対応のサイトを急ピッチで作っているんですが、そのために意識していることを備忘録として残しておきます。

PWAのサイトに求められていること

そもそも日本でPWAになっているサイトって、具体的にどこなんでしょ?って話です。

有名どころですと、日本経済新聞(日経電子版)とツイッターが対応していますよ。

5分間隔で2回以上アクセスしている場合に、画面下からぬるっと『ホーム画面に追加』という通知が出てきますので、そこからスマホに落とすことができます。

ツイッターの場合は、ブラウザでモバイル版のツイッターにアクセス(→https://mobile.twitter.com/)すると、『ホーム画面に追加』という通知が出てきます。

で、PWAのサイトを作る前に、これらのサイトの共通点を考えていました。

そして見出したのが、繰り返し立ち上げることで得られる何かがある、という点です。

スマホアプリは何度も立ち上げて使うけどサイトは?

スマホアプリって、繰り返し立ち上げますよね。

ツイッターは毎日ですし、株価の確認のために証券アプリも見ますし、遊ぶためにゲームアプリを起動させます。

このように何度も立ち上げて情報を得たり楽しんだりするのがアプリであり、これらは『使う』という動作があるわけです。

そこにきてwebサイト。

通常、「読む」「見る」という動作しかありませんよね。何回も訪れるような『使うサイト』というのは、新聞系メディアや動画サイト、ショッピングサイトなどかなり限られてきます。

PWAは『スマホに落としてまで使いたい理由』が明確でないと無意味

なのでサイトをPWAにするなら、『スマホに落としてまで使いたい理由』が明確でないと意味がない、と僕は考えています。

例えばクレジットカードのサイトをPWAにするとしましょう。

このサイトの『スマホに落としてまで使いたい理由』は何でしょうか?

僕には今のところ見当がつきませんが、そういったサイトは大手、とりわけ更新性の高いメディアに限られてくるのではないでしょうか?

それこそ日経電子版やツイッターのように、毎日新しい情報が網羅的に掲載されているメディアなら、『スマホに落としてまで使いたい理由』も分かります。すぐに情報を知りたいという、ユーザーのサーチコスト低下に役立つからです。

あるいは既にファンの多いブロガーさんのブログも、ブラウザやSNS経由でアクセスするより、PWAにしてスマホから直で移動したほうが早いですよね。

まとめ:ブラウザ検索すら面倒な人のサーチコストを極限まで減らすのがPWAサイトの役目

だから僕が今作っているPWAのサイトが目指しているのは、『ブラウザ検索すら面倒な人のサーチコストを極限まで減らすこと』なんです。

『ググるよりここ見れば(落としたサイト内で調べれば)すぐ分かるじゃん。』ってな具合に、スマホから直接何かができる、使える、役に立つサイトを作るのがPWAの肝ではないかと。

よってこれまでの「読んで役立つサイト・ブログ」ではなく、「使って役立つサイト・ブログ」である必要があります。

その意味でも、地域ブログやトレンド系のサイトなんかが適しているのではないでしょうか?

地域ブログを落とせばググらなくても地域情報(しかも地元住民の生の情報)がすぐ分かる、トレンドサイトを落とせばググらなくても最新情報が手に入る、といった具合です。

今のところ課題としては、収益性やどうやって認知してもらうかですが、僕のPWAのサイトは収益性に関してはクリアしているはずなので頑張って運営します。結果出たらnoteにでもしようかしら。

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[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2018年9月15日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。