損切りは 爆益までの 交通費 #投資家川柳

みなさんどうも、トレーディング!損切りの貴公子@xi10jun1です。

損切りは嫌なものです。自身を失くし、金を失くし、株価と一緒に気分も落ち込んできます。

なので、損切りを少し違う角度から考えるようにしました。

損切りは経費

損切りとは、文字通りというか、損を確定させることなんですけど、これを経費と捉えると印象がずいぶん変わります。

仮にこうしましょう。

  • 評価額1000万円分の株を売った=売上1000万円
  • 購入したのが800万円分=売上原価800万円
  • 評価益は200万円=粗利は200万円
  • 損切りが100万円以内で済んだ=経費は100万円
  • 収益は100万円=利益は100万円

800万円分の株式を購入(売上原価)し、1000万円の評価額の株を売って(売上)、評価益(粗利)は200万円で、損切り(経費)が100万円で済んだので、最終的な収益(利益)が100万円。

株の取引をやっていて損しない人はいないので、取引した中でここからいくら経費を抑えられるか、つまり"損切りをきちっと行えるか"が、最終的な収益に関わってきます。

株の失敗パターン:含み損が拡大する状況を例えると

いわゆる株の失敗パターンとして、損切りができなくて含み損を膨らませる状況があります。

これは要するに、経費がかかりすぎている状況と同じです。粗利200万円なのに、経費(含み損)で300万円もかかっていては、収益は伸びません。

株の成功パターン:含み損は早々にカット

どんな会社も、人件費削減や広告費を抑えるなどしてコストカットを図るもの。株だって同じで、含み損という肥大化しやすいコスト(リスク)をいつまでも持つ必要はないです。

先ほど経費が300万円と書きましたが、これが100万円なら、粗利200万円-経費100万円=収益100万円というわけです。

損切りを早くすることの意味

そうなるためには、やはり手早い損切りが不可欠です。

経費として月25万円=年間300万円かかるけど、今すぐにでも削減できる科目があるとして、それを1年も放置しますか?

しませんよね。1か月でコストカットすれば、残り275万円は損失にならないわけです。

損切りが遅いのが悪いのは、1か月なら25万円で済むところを3か月ほったらかして75万円の損失を発生させるからです。それに、さっさと損切りして次の銘柄を買った方が、チャンスがあります。

このように、損切りを早くすることは、経費を抑えることと同義なのです。

まとめ:損切りは 爆益までの 交通費

損失を小さく抑えれば、あとで爆益が生まれたときにその利益を最大限教授できます。しかし損切りが遅れると、その爆益でも取り返せないほどに膨らむのです。

10回取引して、爆益なんて1回あるかないかです。なので残りの9回以上は、損失を抑えなければなりません。

損切りは爆益までの交通費なのです。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2016年10月22日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

Posted by jun


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