炎上で燃えているのは記事じゃなくてあなたの信頼!ブロガーというビジネスの問題点とは?
今日はちょっと真面目な話。
久々に炎上らしき炎上を見たのと、最近僕が思っていることを書き連ねておきたいなと思ったので、今回この記事を書いています。
もう一度、あの方の本を読み直そうかしら。
バズと炎上は違う
よくバズと炎上が語られるブログ界隈ですが、染谷昌利さんの著書「世界一やさしいブログの教科書1年生」にはこのような記述があります。
いいバズ→ポジティブなシェアが連鎖し、前向きな議論を生み出す
悪いバズ→ネガティブなシェアが連鎖し、批判や反論の制御が効かなくなる
引用元:染谷昌利 ソーテック社 世界一やさしいブログの教科書1年生 265ページより
このうち悪いバズを炎上と呼んでいるそうです。
さらに炎上には3つの原理があるそうです。
- 大多数へ向けての問題提起を行うこと
- 主張は強く(過激に)、論証は乏しいこと
- 自らが体現できていないこと
引用元:染谷昌利 ソーテック社 世界一やさしいブログの教科書1年生 266ページより
炎上してしまうメカニズムは、この3つすべてに当てはまってしまった場合でしょう。
それこそ、爆発的に広まってしまう。
炎上してもペナルティの少ないブロガーというビジネスの問題点
結論から言って、ブロガーというビジネスの場合、ペナルティつまり痛い思いをしにくい構造になっているのが最大の問題点だと僕は思うのです。
- もし炎上して、ブログサービスやサーバーからアカウントをBANされたら?
- もし炎上して、アドセンスやアフィリエイト広告が停止になったら?
- もし炎上して、Googleのペナルティを受けて検索エンジンにindexされなくなったら?
- もし炎上して、訴訟を起こされたら?
- もし炎上して、誰かが自分を殺しに来たら?
そりゃあ、炎上して落ち込むくらいの痛みはあるかもしれませんよ。
でも、求刑と同レベルの罰とも言えるペナルティがブログ界隈ではあまり起こらないから、炎上に対する意識が希薄になりがちなのではないですか?
だからバズと炎上の区別がつかなくなってきて、反省も謝罪もせず、成長もしないブロガーが生まれるわけです。
定期的に炎上しては他人に迷惑をかけ、PVとお金だけかすめとっていく、まさに業界を壊すコアなマニアと成り下がるわけです。
挙句の果てに「死にはしない」と言うが、それはあなたが運良く死んでいない、もとい殺されていないだけ。
世の中どんな人がいるか分からないですから、善人の顔をした悪魔が殺しに来ることだってあり得るのです。
少なくとも、他人に迷惑をかける人間を"プロ"とは呼びたくないよ、僕は。
まとめ:燃えているのは記事ではない!あなたの信頼です!
炎上とは、記事に批判が殺到することではなく、あなたの信頼が燃えていることを指すのです。
将来得られるはずの何かが得られなくなったのです。
悪いバズたる炎上の終着点は本来このような形となるわけですが、ブロガーには、炎上したあとのペナルティや謝罪、反省の弁といったものがあまりに少ないように思います。
だから成長しないし、炎上しても言い訳や屁理屈を繰り返しちゃう。
- 僕がブログサービスやサーバーの運営会社なら、該当するアカウントは即刻BANします。
- 僕が広告主なら、炎上ブロガーの広告は即刻停止します。
- 僕がグーグルなら、炎上ブロガーには即刻手動ペナルティを科します。
これからも起こり得るブロガーの炎上に関しては、もう少し、業界全体で厳しく接するべきなのではないでしょうか?
最後に、参考にさせていただいた、染谷昌利さんの本を紹介して終わります。
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