原油高がインフレ長期化懸念を招く?米金利の利下げ期待剥落は痛い。
みなさんどうも原油高。ソフトランディングがキナ臭くなってきたと感じる@xi10jun1です。
アメリカのインフレ対策に伴う金利の高い状況が、まだ続くかもしれないという懸念が出てきました。
かつてはソフトランディングすると目論んでいた米経済ですが、そうもいかなくなってくるかもしれません。
原油高の可能性
イスラエル情勢は停戦の様相にならないほか、シリアにある大使館を攻撃したのはイスラエルだと主張するイランが同国への報復を宣言するなど、中東情勢がどうにも落ち着かないんですよ。
ウクライナ情勢も全然変わらないですからね。
こうなると原油高はまだ続く可能性があり、それにともなうコスト増、とりわけインフレについては沈静化が遠のく可能性が出てきているわけです。
アメリカは今年の利下げを予定していましたが、中東情勢を踏まえて利下げを延期するかもしれません。年3回とされていた利下げも、年内完全延期となったら市場への影響はかなり大きいでしょう。
ハイテク株の下落はもちろん、米経済として見れば昨年の銀行の破綻のような事態が再燃するかもしれません。
元々FRBをはじめとするアメリカの金融のプロたちは、金利高にともなう急激な景気の悪化は起きないと見ていたのです。つまりソフトランディングすると予想していただけに、こうした内容について修正するような発言がでる可能性があります。
そういう要人発言が出始めたらリスク感ができて余計に株価は下落。日経平均も35,000円を割れこむかもしれないな。
まとめ:原油の動向に注意
なので今年度は原油の動向に注意が必要になりそうです。
原油が上がれば株価は下がり、原油が下がれば株価は上がる。そんな値動きが想定されます。
ただ中東情勢が落ち着くとは思えないからなぁ。警戒はしておきたい。
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