スモールM&Aするなら日本語がおかしい相手と交渉しないこと。見極める4つのポイント。
みなさんどうもM&A。スモールM&Aの成功も失敗も経験している@xi10jun1です。
サイト売買というスモールM&Aを経験しているんですが、たくさんの交渉相手を見てきて思うのは『日本語がおかしい相手は高確率でダメ』ということ。
具体的にどういう日本語だと怪しいのか、備忘録的に残しておきます。
1:誤字脱字がやたら多い
メッセージを受信して中身を確認したとき、もうまず最初から誤字脱字がやたら多い相手は怪しいですね。
今もうなんでもネットでやり取りする時代ですので、キーボードなりスマホなりで文字を打つなら間違えようがないんですよ。それでも間違える、もとい誤字脱字が多いということは、つまりそういうズボラな人間だということになります。
この後に何が起きるかというと、交渉時には無かった(大体ネガティブな)大事な要素がM&Aが成立してから出てくるんです。
予測変換のミスくらいなら許容範囲ですし、1,2か所なら大目に見ましょう。しかしそれが5か所以上になったら個人的には減点しますね。
2:「こういうorそういう」を「こうゆうorそうゆう」にしてる
比較的若い年齢の交渉相手(10代~30代)にこの傾向があるんですが、「こういうorそういう」を「こうゆうorそうゆう」にしてる相手は怪しいです。
そもそも「こういうorそういう」を「こうゆうorそうゆう」などと「ゆ」を使うのは日本語として間違いです。習っていないのか忘れているのか知りませんが、少なくとも人生で1度は学習や注意がなされます。
この手の相手は簡単に物事を考えて動くタイプ(「こういう」を耳で聞いたまま「こうゆう」として使う程度の人間)なので、ビジネスの詳細になった途端に『そんなに難しい事業だとは思わなかった』などと交渉が決裂する可能性はあるかなと。
仲間内で使うだけならともかく、スモールM&Aとはいえビジネスの話でその日本語を使う相手は注意が必要です。
3:句読点の打ち方が変
例えば、メッセージ内容の文章に、こうして、読点を、やたら、多用する交渉相手も怪しいです。
いわゆるスピリチュアル、マルチ商法、陰謀論、インチキな健康法や民間療法に傾倒しているタイプの人に多く見られます。まともな人なら、この文字列を見ただけでも関わり合いになりたくないでしょう?
もちろん逆に一切の句読点を使わないタイプもいますが、いずれにしても交渉相手としては不適格です。
4:文章全体が読みにくい
メッセージ内容が読みにくいと感じたり、指定した構成での回答をお願いしたのに無視して冗長な文章を書いてきたりする相手はアウトですね。
これはつまり相手方が読みやすいような構成、文章の在り方というものに配慮が無い、つまり自分のことしか考えていないことの裏返しです。
現場労働がメインで文章でのやり取りに慣れていないなど、異業種からの新規参入を目指すタイプの交渉相手に多いです。
まとめ:スモールM&Aはそもそもが難しい
スモールM&Aは小規模事業者同士の交渉なので、こう言ってはアレですが地雷が多くて当たり前なのです。
今やっているサイト売買なんて、こちらは売り手側ですが、情報抜き取りたいとか安く買いたたきたいがために交渉にやってくる輩ばっかりです。法人ですらまともな交渉ができないこともありますから。
だからこそ相手方の見極めは慎重に行いたいですし、文章をよく観察して信頼できるかどうかを判別したいですね。
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