中東情勢激化で地政学リスク高まっても買われた日本株の謎と理由
皆さんどうも中東情勢。地政学リスクの高まりに慄く@xi10jun1です。
イスラエルとイランが戦争状態に突入ということで、地政学リスクが一気に高まってしまった形です。
ところが、いつもなら一身にリスク感を受け止めて下がる日経平均が、今回は上がってたんですよね。
相対的に評価されだす日経平均
コロナ禍以降、中東情勢激化で地政学リスクが高まった際に、何故か日本株が買われる展開が目立つようになりました。
10年前なら、ミサイルや銃撃の報道が出ると円高株安が常だったんですが、ここ最近はそういった値動きが少なくなりました。もちろん全くないわけではないですが、大崩れは無いですね。
やはり日本株が国債のように資産の逃げ先になりつつあるんですかね?
冷静に考えれば、今、世界の市場で安定しているところって日本くらいしかないんですよ。アメリカはトランプ大統領、中国は不況と台湾侵攻、欧州は移民問題にウクライナ情勢、インドはパキスタンと緊張状態ですからね。
世界の富豪や機関投資家にとって、ある程度大きくて、急騰急落が起きにくく、資産を逃げさせるのに最適な日本という市場は魅力的なはず。
例えば1000億円のお金があるとして、この中にその資産を逃がすならどこにするか。自分事として見ても、日本なら大丈夫そうかなって思いますもん。
まとめ:常識を改める必要性
これまでなら、何らかのリスクが発生したら円高株安が常識でしたか、今後はそうはいかないかもしれません。
世界情勢が変わるなかで、お金をどこに置いておけば安心か。それが日本になりつつあるかもしれません。
当然、油断は禁物ですけどね。
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