日経平均暴落。中東情勢急速な悪化懸念も情報錯綜。
日経平均が久々に4桁円の下落幅となったようで、新興市場も含めてほぼ全面安のような状況でした。
ただ、事の発端であるイスラエルによるイラクへの報復の爆発とやらが、どうも思ってる状況とは違うようです。
詳しい状況が分からず情報が錯綜している状況なのでなんとも・・・。
今日の日経平均と東証グロース市場250指数の市況
日経平均は暴落。
前日比-1011.35円の37,068.35円で取引終了です。
場中にイランで爆発があったとする報道が出て、イスラエルの報復の懸念からリスクオフムードに急展開していました。
もっとも、地政学リスクそのものよりも、これによる原油高からのインフレ長期化懸念が主要因でしょうけど。まぁ久々に有事の円買いよろしく円高に為替が動いてはいましたけどね。
ただその後の情報がどうも判断が難しい。実際に爆発はあったようですが、イスラエルの攻撃によるものはないとのニュースもあったので、もう少し確定的な情報が出ないと。
東証グロース市場250指数は続落。
前日比-21.13円の638.74円で取引終了です。
新興市場もさらに安値を掘ってしまい、昨日買い込んだ投資家も大損となったようで・・・。
こちらも地政学リスクそのものより、米金利の利下げ期待が遠のいたことによる売りですからね。
いずれにしても、新興市場はまた低位置からやり直しか。
本日の運用成績はこちらです。
中東情勢は情報が錯綜
場中はイランで爆発があったことから、報復を示唆していたイスラエルの攻撃かと話題でした。
しかし引けくらいになったあたりから、両国とも被害の報告はなく、イラン側がイスラエルのドローンを破壊したものだったとする報道が出てやや沈静化。
実際に攻撃があったのかそうでないかの判断ができず、投資家はかなり振り回されたようですね。
来週までには確定的な情報が出るでしょうけど、少なくとも分かったのは中東情勢が注目されているということ。地政学リスクに市場が関心を持つようになった点は注目しておきたい。
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