能登の地震は日銀の金融政策に本当に影響あるのか?
みなさんどうも金融政策。今年は日銀の動向で市場が動くと思っている@xi10jun1です。
能登の震災で市場は『日銀は本年のマイナス金利解除を見送るのでは?』とする思惑が広がり、円安が再び進行しています。
一気に4円も円安が進んだんですが、果たして本当に思惑通りになりますかね?
能登の地震そのものは東日本大震災に匹敵するが・・・
震度7の地震ということで、東日本大震災と同レベルの災害となった能登の震災。
未だ被害の全容が明らかにならないので、現状としてはあくまでも予想の範疇を越えないんですが、日銀の金融政策を揺るがすかというと疑問が残ります。
日本は地震災害の度に『次はこうならないようにしよう』と対策を講じている国です。東日本大震災を教訓に見直された建築基準や震災対応など、より被害が出ないようになっています。
もちろん被災された方や亡くなられた方、建物の崩壊はありますので甚大な被害ではあります。ただ、それらが日本経済全体に深刻なダメージを与えるかというと現状は疑問符がつくかなと。
さすがに10年以上も経過していますからね。津波もありましたが、東日本大震災の教訓が活かされているのか人的な被害や物損も少ないように感じます。
日銀の金融政策にどの程度影響するか
日銀がどう判断するかは分かりませんが、全く影響がないとまでは言い切れないですからねぇ。
現状の金融緩和路線は続くでしょうけど、昨年のYCC修正以降、金融政策については引き締めに動くような雰囲気があったのでね。
仮に今回の震災が影響するとしたら、本年いっぱいは現状維持のまま、かな。
おそらく今年は日銀の金融政策決定会合のたびに引き締めの話題が出るものの、今回の震災がそれを打ち消す可能性はありますね。
まとめ:日銀の緩和路線は維持の可能性が高い
そうなると今年の為替相場は円安のまま推移する可能性がありますが、アメリカの利下げがどの程度になるかですね。
日本の引き締めと米金利の利下げで強めの円高になると想定していましたが、震災があっては米金利の影響だけでしょうから。
ただ日銀の動向だけは読めないので、警戒は必要ですね。
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