日経平均反発。日銀の金融政策決定会合は現状維持だが先々に伸びただけ。
日銀の金融政策決定会合にて現状維持の方針が示され、マイナス金利を解除する方向にはなりませんでした。
その結果、日経平均は反発して高値引けとなったわけですが、ゆくゆくは引き締めの方向になるでしょうね。
その意味では先延ばしになっただけですので、あんまり手放しで評価はできないような・・・。
今日の日経平均と東証グロース市場250指数の市況
※チャートを出力するウェブサービスの調子が悪いため、本日画像はありません。
日経平均は反発。
前日比+460.41円の33,219.39円で取引終了です。
日銀の金融政策決定会合で現状維持の方針が示されたことで、前場までは軟調ムードだった市場が一気に株高に動きました。
昨日の下げを買い戻す動きがメインなので、この現状維持を好感した買いは一時的なものでしょう。
なお今この記事を書いているときに行われている植田総裁の会見で何かサプライズが出れば話が変わってきそうなので、まだ油断はできません。
東証グロース市場250指数は反発。
前日比+13.72円の686.60円で取引終了です。
新興市場も現状維持の方針を受けて反発上昇していますが、決定的な好材料とは言い難いですのでね。
冒頭でも書いた通り、金融政策の現状維持はあくまでも現時点の話ですから、今月頭の植田総裁の「来年にかけてチャレンジングな年になる」という旨の発言は無視してはいけません。
いずれにしても、新興市場はまだもう少し時間がかかりそうだ。
本日の運用成績はこちらです。
日銀の金融政策決定会合はサプライズ無しだが
今回の日銀の金融政策決定会合はサプライズ無しですが、マイナス金利の解除は今後何度もぶり返してくるでしょうね。
前述のチャレンジングな年という文言から考えても、来年再び話題になって実際にマイナス金利を解除する可能性はありますからね。
来年も為替市場はかなり荒れそうだ。
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