日経平均小幅続伸。やはり楽観ムードが続く一番危険な相場へ。
日経平均が小幅続伸ということで、個人的には一番危険な相場になったと警戒感Maxです。
昨日の米地銀ファースト・リパブリック銀行の経営破綻は既にモルガンによる買収でリスクが限定的とされていますが、ここでリスクオフにならないということは相当な楽観ムードですよ。
危ないぞこれ。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は続伸。
前日比+34.77円の29,157.95円で取引終了です。
やはり市場の関心事はアメリカの金利もといFOMCでの利上げ鈍化だけの様子。
シリコンバレー銀行からクレディ・スイスまで来て、次は米地銀ファースト・リパブリック銀行の経営破綻。通常なら『他の銀行も何かあるのでは?』とリスクオフムードになるはずが、全然そんな空気にならない。
これが楽観ムードの危険な相場じゃなくて何なんですか?って話ですよ。
マザーズ総合は小幅反発。
前日比+2.43円の744.15円で取引終了です。
新興市場は辛うじて反発ですか。
ちょっと疑問というか、利上げ鈍化期待で日経平均は上がっているのに、肝心のグロース主体である新興市場がこの有様ってのは腑に落ちない。
もちろん個人投資家が冷静に見ているというのもあるんでしょうけど、日経平均の様相とは違うのがね。
本日の運用成績はこちらです。
楽観ムードは危険なサイン
こういう相場のときにブラックスワンが出てくるんですよ。
今はアメリカの金利と米銀行の動向とウクライナ情勢がメインでしょうけど、そうじゃない方向から変なリスクが出てきて相場がドカ下げする。コロナのようにね。
それにアメリカの銀行が破綻して、何もリスクオフにならないのは何かがおかしいです。危険な臭いがプンプンですわ。
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