グロース株への回帰に期待したいが日銀の金融政策次第
みなさんどうもグロース株。新興市場の銘柄を常にピックアップしている@xi10jun1です。
先日のFOMCにてハト派的な情報が出てきたので、市場は一気に利下げムードになってきています。
ここで期待したいのがグロース株への回帰です。
グロース株への回帰で新興市場は2年ぶりにV字回復するか
アメリカがインフレ対策のための利上げを始めてから2年くらいになりますが、その間グロース株は売られまくってましたからね。
金利の上昇は株の下落要因ですが、その影響をモロに受けるのが新興市場をはじめとするグロース株です。
大型株ならともかく、中小型の株式は売られまくりになってしまって大変です。実際、米金利が上昇するにつれて新興株は売りが加速し、東証グロース市場250指数(旧マザーズ指数)に至ってはコロナ禍の半額にまで落ち込んでいます。
金利と株式のセオリー通りと言えばそれまでですが、この間、個人投資家はかなりの苦戦と損を強いられています。実際、SNSで出てくる含み損の画像を見ていくと、高値で購入した新興株が目立って辛抱たまらん・・・。
なので来年の米金利の見通しが利下げに転じたことは喜ばしいニュースとなります。
問題は日銀の金融政策決定会合
これが怖い。
なにせ今年は総裁が変わり、YCC修正の話題が出て、今度はマイナス金利を解除する可能性まで出ている。
これまでの現状維持ではないニュースが相次ぎましたし、今月に至っては植田総裁から「年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になる」なんて発言も出ているくらいですからね。
米金利の次は国内金利で株価が下がるかもしれない。新興市場にとって、これが最も良くないシナリオです。
まして日銀のサプライズ的な金融政策の変更はインパクトが大きいですからね。
まとめ:新興市場は引き続き停滞ムードか
明日以降に開催される日銀の金融政策決定会合の行方次第では、新興市場は引き続き停滞ムードになる可能性があります。
そもそも新興市場は直近数年で大型案件がずいぶんと少なくなった気がします。
リード銘柄の不在はかなり痛い・・・。
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