日経平均続伸。安心感から買いが続くも中国への不安感は増す
日経平均が続伸のままですが、中国経済に対する不安感も増している状態です。
RBAこと豪州中央銀行からも「中国経済の見通しにおいて不確実性が増加している」との声明が出ているあたり、そろそろ備えておかないと。
一方で新興市場は久々に反発上昇だったんですが、これ大丈夫なんですかね?
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は続伸。
前日比+97.58円の33,036.76円で取引終了です。
大型株全般に買いがあり、やはり半導体は強さを維持しているというのは変わらずといった感じです。
あとは円安も追い風となっていて、企業収益への期待感が出ている様子。
ただやはり心配なのは中国経済。不動産市況の悪化はもはや避けられず、それでも市場が無視している状況なので決定打が出てくるとドカ下げが起きかねないかと。
マザーズ総合は反発。
前日比+10.70円の768.79円で取引終了です。
新興市場は久々にまともな反発ですが、日経平均からの資金の流れもあったでしょう。
もうこれ以上書きようがないくらい原因がはっきりしていて、米金利動向以外ではまともな上昇は望めない状態。
かつてのゲームセクターやバイオセクターが盛り上がる相場が懐かしい・・・。
本日の運用成績はこちらです。
RBAから中国経済への警戒感
RBAことオーストラリア準備銀行は政策金利について据え置きを発表しましたが、それ以外にも中国経済に対して危機感を発しました。
冒頭にも書いた通り、「中国経済の見通しにおいて不確実性が増加している」との声明はかなり重そうです。オーストラリアは中国との貿易も盛んですが、石炭などで貿易摩擦も起きていましたからね。
こうした国から警戒する声明が出てくるようにもなってきたので、引き続き注視しておきたい。
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