マザーズ指数の最終日は上昇も算出から3割下落の結果に。
今日でマザーズ指数が終了し、新たに『東証グロース市場250指数』となります。
2003年から始まった同指数ですが開始から20年あまりで3割下落となったわけで、自力での上昇とはならなかった印象です。
金融緩和を10年以上もしているのに、この下げ幅で終わってしまうのか・・・。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は続伸。
前日比+348.24円の31,949.89円で取引終了です。
FOMCでのパウエル議長の発言がややハト派になったことを受けて、市場は再び利下げへの期待感から上昇した模様。
ただあくまでも利上げを見送って現状を見守るとの内容なので、期待し過ぎは相変わらずといったところ。
そもそも利上げが今後行われないとしても、今度はその維持で時間がかかる見通しだと思うんですが・・・。
マザーズ総合は反発。
前日比+21.80円の663.86円で取引終了です。
有終の美、という感じではないですね。
算出開始から20年経過して、3割も下落した状態。がっつりプラスだったのはアベノミクスの時期くらいで、コロナ禍以降のアメリカの金融引き締めが直撃してこの有様。
自分の国の株価指数なのにアメリカの金利の動向で下げっぱなしになってしまう。これでは良くないですわ・・・。
本日の運用成績はこちらです。
新興市場の夜明けはいつか
米金利の状況に明るい兆しが出始めたかのようなパウエル氏の発言ですが、利下げなんてまだまだ先だと思うんですけどね。
イスラエルの件のように、突発的なリスクで景気悪化懸念からの利下げ期待で上がる可能性はありますが、あんまり望みは薄い気がします。
新興市場の課題は自国の要因でしっかり上げ下げすることなんですが、現状はそれには程遠いですからね。
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