サイト売買の現状と課題。なぜ悪質な買い手がいつまでも蔓延るのか?
みなさんどうもサイト売買。悪質な買い手ばかりでうんざりしている@xi10jun1です。
サイト売買の売り手側として交渉を続けてきましたが、まともな買い手候補は本当に少数です。
どうしてこれほどまでに悪質な買い手が後を絶たないのか?
買い手側にペナルティがなかなか課されない
ここで言う悪質な買い手は、情報の抜き取り、安く買い叩こうとする、連絡が遅すぎる(その理由を伝えるなど配慮に欠ける)などです。
これ全部を経験してきましたが、こうした状況に対してプラットフォーム側がきちんと対処せず、悪質な買い手にペナルティが課されにくい構造なのが問題です。
業界全体で悪質なユーザーを情報共有するとか、こうした行為への罰則強化(アカウントBANなど)するとか、交渉時に保証金を差し入れて信用を担保するとか、やりようはいくらでもあるんですよ。
小規模とはいえ、言ってしまえばM&Aの世界ですので当事者間で解決をするものなんでしょうけど、限度ってものがあります。
それに売り手側としてこうした被害に遭っていると報告しても、対処がなされた旨をほとんど見聞きしません。ちなみに1件だけ対処してくれたプラットフォームはありました。
しかしほとんどのプラットフォームは『当事者間で~』とか『他の買い手候補を探して~』と責任を放棄するかのような対応ばかり。
『あなたたちが提供しているサービスでユーザーが悪質行為をしているのに、それをよく「まぁまぁ、そんな人もいるから」で済ませられますね?』っていつも思っています。
手間暇やコストがかかる点、買い手候補が減るといったあたりが考えられるのでしょうけど、ちょっと無責任だなって。どうして売り手側ばかりがこんなに苦労しなければならないのか。
まとめ:悪質な買い手を排除できる仕組みを
もっとキビキビと悪質な買い手を排除できる仕組みがほしいところ。
安心して取引できない環境だから、サービスが終了するプラットフォームが出てくるんです。
そもそも売り手側が企業秘密たる情報を提供するリスクを最初に負っているわけですから、もっと保護をしっかりしてほしいですよ。
~注目:M&Aマッチングサービス~
現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
→[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ
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