日銀のYCC修正の可能性で市場が動くということは

2023年7月16日その他いろいろ

みなさんどうもYCC。日銀の動向を恐れる@xi10jun1です。

今週も日銀のYCC修正関連のニュースが出回っていましたが、それに応じるように市場も動いていた節があります。

つまり今度は、日本発の金融引き締めを意識した相場になる可能性が出てきたということです。

金融政策決定会合のたびにYCC修正関連ニュースが出るか

これが怖いんですよ。

今月に予定されている日銀の金融政策決定会合を無事通過したとして、その度にYCC修正の話題が出て株価が下がるんじゃないかと。

で、実際にYCC修正となった場合にもやっぱり下がるんですよきっと。

これまでのアベノミクスよろしく金融緩和で上げてきた相場の終焉となると一気に売られるでしょうし、国内経済も混乱必至かと。

それに植田総裁になってからまだサプライズ的なアナウンスが無いですから。就任したばかりで一気に情勢が変わっても困りますが、これまでの金融政策について点検という発言が出ていることからも安心はできません。

市場の関心はFRBから日銀に変わりつつある？

アメリカの利上げの話題ではもう市場は動かなくなってきたように思います。

市場が勝手に利上げ鈍化もとい利下げ期待をして株高になった一方で、FRBが繰り返し「インフレ対策をする」とアナウンスしてきましたからね。

パウエル議長も声明を出してましたし、さすがにもう反省し始めた可能性が高い。年内あと2回の利上げ予定と利下げは年単位で先になるとのアナウンスもあって、FRBの現行姿勢下では株価はあまり動かないかも。

で、市場が新たに注目し始めたのが日銀というわけです。何よりこれから半導体関連銘柄に多額の投資が見込まれる現状で、日銀のYCC修正は懸念点でしょう。

まとめ：日銀の動向を睨む市場へ

なので日銀の金融政策決定会合が近づく度にYCC修正の話題が出て相場が動く可能性があります。

アメリカの金利はしばらく下がりそうにないですし、注目の市場を持つ国の中央銀行の話題で上下するのは自然な流れかと。

ただ日銀はサプライズを行うことがよくあるので、注視しておいたほうがよさそうだ。