スモールM&Aで信頼できる相手は「日本語がまとも」「応対が丁寧」「話の理解が早い 」
みなさんどうもスモールM&A。まともな相手が少なすぎて落ち込んでいる@xi10jun1です。
サイト売買のスモールM&Aで事業売却をしたいんですが、まぁまともな話し相手が出てきません。社会人として最低限のマナーも無いとかザラですよ。
そんな中でもたまに信頼できるまともな人がいるので、その特徴を書いておきます。
日本語がまともな相手は信頼できる
売却する側として『こういう案件が買いたいです』という買収ニーズの一覧を見ることもあるんですが、その文面からして日本語がまともな相手は信頼できます。
正しい日本語と文章を使いこなすのは、日常的にそうした取引があったり商売がまともだったりする証拠です。またM&Aの目的も明確であることが多く、もし案件と合致すればすんなり譲渡が進むでしょう。
ただし下記のように、あからさまに日本語や文法が変なのは99%地雷です。
- 業界人を謳っていながら専門用語を間違えている:お金や数字、自らの利益のことしか考えてない悪質なパターン(例えばアフィリエイトを『アフェリエイト』と表記している)
- 「こういうorそういう」を『こうゆうorそうゆう』にしている:時間や決まり事に対してルーズなので譲渡の前後でトラブルが起こるパターン
- 読点(、)をやたら多用している:スピリチュアルや反ワク、新興宗教などに傾倒していて思想信条が香ばしい
上記の3点はまず確実に地雷案件だと思ってください。
ちなみに直近では1の相手がいましたね。こちらの質問への回答もしないで勝手に自分語りをはじめた挙句、それを指摘したら怒ってくる変なのがいました(体験談)。
応対が丁寧な相手は信頼できる
詐欺と表裏一体な面はあるんですが、応対が丁寧な相手は信頼できます。
単に言葉遣いが丁寧という話ではなく、こちらとしては相手方の信用度を計りたいので、敢えて面倒な一手間をお願いしてその対応の様子を見て信頼できるかどうかを判断するという意味です。
特に使えるのがWHYの質問。『なぜ○○なのですか?』系の質問はそもそも考えていないと即答ができませんし、金のことしか頭にない相手ほど回答が適当になります。
そうした質問も踏まえ、
- 迅速に回答(1日以内)できるか
- もし難しい回答ならどうするか
- 返答が遅れるなら何日までにどうするか
つまり、交渉相手に対して真摯な対応ができるかどうかを見るんです。前述した体験談の相手はこれをやった瞬間に怒りだして、見事に地雷としての馬脚を現していましたから効果は実証済みです。
フリマアプリのような個人売買の話ならともかく、スモールM&Aとはいえビジネスの話でしょう。そんな状況で相手方に対していきなり怒りだすなど言語道断。ビジネスマナー以前の問題です。
話の理解が早い相手は信頼できる
受け答えで分かるんですが、こっちの話している内容を瞬時に理解して『あぁこれはこうですね』と分かってくれる相手は信頼できます。
とにかくこういう人は頭が良いですし、こちらの状況を踏まえて譲渡を行えるかどうかを判断してくれるので、仮に決裂しても嫌な気分にはなりにくいです。
逆に言うと、話している内容が理解できない、例えば『異業種に挑戦します』系の相手だと厳しいです。仮に譲渡に至っても、その後のビジネスで大いに苦労することが目に見えています。
まとめ:スモールM&Aでまともな相手は少ない
まぁいませんよ、スモールM&Aでまともな相手は。こちらも散々被害に遭いましたから。
大体日本語がおかしいか、金のことしか頭にないかのどちらかです。そりゃ数字の話は大事ですが、それ以外の要素を蔑ろにしていいわけがありません。
スモールM&Aは慎重に行いましょう。
~注目:M&Aマッチングサービス~
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