日経平均続落。日銀の実質利上げで市場はマイナス金利解除を見据える結果に
日経平均が続落ですね。
アメリカの利上げ鈍化を見込んで買い増ししてた投資家にとってはまさに寝耳に水でしょう。
ぶっちゃけ、だから言わんこっちゃない、ですがね。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は続落。
前日比-180.31円の26,387.72円で取引終了です。
昨日の日銀の緩和修正サプライズはかなりのインパクトだったようで、大型株が軒並み軟調ムードになっています。
おそらくこの株安の流れは今年いっぱい続くでしょう。年末年始の決済だけではなく、アメリカの利上げ鈍化期待も萎んでいる状況ですから、株を買う材料が全くありませんので。
しかし、これまでブログで何度も警告していましたからね。こういうリスクに気を付けようって。
マザーズ総合は続落。
前日比-4.98円の721.85円で取引終了です。
新興市場もまともに上がるわけがないですよ。
狙っていた銘柄も再び下げトレンドの始まりみたいなチャートになってて、分析のやり直しですわ。
先々を見据えればマイナス金利の解除もあるわけで、国内の金利が上がるとの見込みが強まれば、新興市場にとっては再び悪材料となるわけで・・・。
本日の運用成績はこちらです。
市場の楽観ムードのお灸を据えた
アメリカの利上げ鈍化期待しか見ていなかった相場にはいいお灸となったことでしょう。こういうリスクを無視し、蔑ろにしていた報いです。
さすがに日銀の金融政策に伴う株安は想定できないにしても、これまで何度も『別方向からのリスクに要警戒』と書いてきましたからね。
ただこのタイミングとは思わなかったな。というのも、来年3月に迫る日銀の総裁任期が終わる間際になってこの大胆な政策変更は予想外です。行われるにしても、市場とのコミュニケーションや次の総裁が執り行うものとばかり。
そして次なる焦点はマイナス金利の解除です。仮にそうなったら、また今回のような下げトレンドの相場になるでしょうね。
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