日経平均反落。FOMC前に売買を控える展開。
今日はさすがに反落ですな。
FOMCへの注目度が高まるなか、ここでの売買は手控えられ売り優勢でしょうね。
利上げ幅が抑制されるとの期待感から直近は上がっていましたが、果たしてどうなることやら。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は反落。
前日比-215.41円の27,699.25円で取引終了です。
今週開催されるFOMCにて、前回と同様に利上げ幅が75BPかそれ以上になるのでは?との見方も出ています。
景気の過熱感を抑える必要があるものの、かと言って急激な利上げは株安や消費者のローン返済にも影響があるため、FRB難しいかじ取りを迫られているわけです。
日本に関して言えばさらなる円安の可能性があるので、物価高が継続することに加え、輸入に頼るエネルギーコストがさらに上昇することで家計を圧迫します。リセッションの懸念から原油価格が下がったものの、円安が進行しているので思ったほどガソリン価格が下がってませんのでね。
マザーズ総合は反落。
前日比-13.85円の698.93円で取引終了です。
新興市場も売り優勢ですね。直近で上がっていたことに加え、更なる利上げの可能性となればグロース株にとっては痛手ですので。
ただこの先の利上げ幅を織り込む可能性もあり、実際FOMCでそれが発表されても悪材料出尽くしで買われるかもしれません。チャート的にも既に下がり切っていますし、上昇トレンドの準備のような形にもなっているのでね。
案外、個人投資家は買い込んでいるんじゃないかな?
本日の運用成績はこちらです。
FOMCの利上げ幅次第
FOMCを見極める今週はボラティリティの高い値動きはあまり見受けられないでしょうね。
利上げ幅が出た直後の値動きはともかく、先々の材料不足もあるので。
あとは最初の利上げやインフレの悪影響がそろそろ出始めてくる頃合いなのかなと。既にアメリカの消費者の中には通信費が払えなくなってきているところがあるようで、足元の実体経済から何らかのリスクが噴出するかもしれないな。
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