世界的なインフレ資源高の相場で取るべき為替ポジション

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みなさんどうも為替取引!メキシコペソ円のLポジが輝いている@xi10jun1です。

世界的に長期的なインフレの相場になってきたんですが、各国の要人、特に中央銀行の総裁発言は未だにインフレは一時的の見方を崩しておらず、全く実体経済が見えていないことが伺えます。

そんな発言に踊らされないよう、こうしたインフレの状況で取るべき為替ポジションについてメモしていく。

2021年後半のインフレ状況整理:資源高・賃金高

まず2021年後半の世界的なコロナの状況で起きているインフレについて整理しましょう。

  1. 世界経済はコロナからの回復途上にある
  2. それに伴って原油やエネルギーの需要が高い
  3. 失職した人の再就職や採用が上手くいかず賃金コストも上がってる
  4. それらが商品価格に転嫁されて値段が上がる
  5. そんな中で新たな変異体の出現でなかなかコロナが収束せず
  6. インフレもなかなか終息しない

という状態になります。

そして最も強い通貨であるドルは、アメリカの経済が元に戻る過程でテーパリングや利上げが示唆されている状態であり、長期金利の上昇に伴うドル買いで円安ドル高傾向。

さらに原油をはじめとする資源高から資源国通貨を買う流れが10月にあったわけですが、現状はオミクロン株の話題が出て価格が落ち着いたというところです。

2022年からの為替動向

ワクチン開発や新薬の登場および承認など、2022年になればオミクロン株の話題が落ち着いてくるでしょう。

そうなるとまた経済が回復する流れになり、再びドル高と資源国通貨を買う流れが引き起こされる可能性があります。

つまり日本は強烈な円売りで再び円安になる可能性が高いわけです。

しかし懸念されるのが中国とロシアの動向。

中国は五輪を巡るボイコット問題と不動産会社をはじめとする経済懸念に台湾有事、ロシアはウクライナ侵攻と、アメリカをはじめとする世界との摩擦や緊張が高まりだしそうな気配です。

こうした突発的な円高リスクが残っているので、円安に戻ったとしても『のほほん』とはできないでしょうね。

まとめ:基本はドル高円安だが急な円高の餌食になる

基本的にはアメリカの動向次第なので、ドル高円安を基調にしつつ、中国やロシア発の円高に注意が必要ですね。

それに経済回復の影響で資源高や賃金高が再燃すれば、インフレはなかなか収束しないで長期化する可能性も。

いずれにしても、怖いのは中国の動向だな。万が一、がありますからね。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2021年12月5日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。