FRB議長にパウエル氏再選と金利上昇株安ドル高局面の行方

今日の運用成績

2021年11月23日ドル円画像

今日は日本市場が休みなので為替の話のみになります。

FRB議長に引き続きパウエル氏が再任され、市場はハト派の向き維持を受けて株高になっていました。

しかしのちにダウは下げてしまい、金利上昇とドル高を招いています。一体なぜか?

今日のドル円の市況

2021年11月23日ドル円画像

FRB議長にパウエル氏が再選されたことに伴い、一時はハト派維持の横ばい傾向になっていました。

ただ元々ブレイナード氏もハト派と目されていましたし、いずれにしても結果は変わらなかったでしょう。それに同氏が副議長に選任されたことから見ても、今後のアメリカの金利の動向はハト派の向きがより一層意識されます。

ただ現状のインフレの動向を考えれば、ハト派と言えども行動してくる可能性が高いわけです。そもそも先々の利上げについても、現状のパウエル体制でさえ23年から22年への前倒し利上げについてコミュニケーションがあったわけですから。

そう考えるとドル高はまだ続く可能性がありますし、金利上昇懸念からのハイテク株やグロース株の売りを招きかねません。既にその動向を察知したのか、同様の銘柄が軒並み下げていましたからね。

今年中は大きな下げが起きにくいと思いますが、22年以降は何らかの大きな売りが起こるかもしれないな。

前倒し利上げやインフレ対策の緊急プログラムなど、警戒は必至でしょう。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2021年11月23日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。