岸田内閣で株価は上がるか下がるか?緊縮路線の懸念が残る

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みなさんどうも株式投資。FXは絶賛損失中の@xi10jun1です。

岸田文雄氏が総裁となった自民党。このまま首相となりますが、この岸田内閣で株価は上がるのか下がるのか?

そのカギを握るのは緊縮というキーワード。

岸田氏の政策に期待はあるが

岸田氏が総裁選に臨むにあたり、主に次のような政策を立てていました。

  • 医療難民ゼロ
  • ステイホーム可能な経済対策
  • 感染症有事対応の抜本的強化
  • 健康危機管理庁の設置
  • 数十兆円の大規模な経済対策
  • 電子ワクチン接種証明(ワクチンパスポート)活用・検査の無料化拡充
  • 上記を利用したGo to 2.0(Go To トラベル)

参照:岸田文雄政策集 – 岸田文雄 公式サイト

直近はコロナ禍の対策に力を入れることになりますが、経済とりわけ飲食や旅行などの観光産業への支援は急務になるでしょう。また国民の所得を増やす政策や、技術流出を防ぐための法律の制定など注目の項目もありますが、今すぐではないかな。

緊縮派としていずれ来る増税への懸念

岸田氏の政策で警戒すべきは、やはり緊縮です。

前回の総裁選でも緊縮派であることが有識者の間で警戒されていましたし、今回もその旨をよく見聞きしました。

現に岸田氏の政策のなかには、『金融所得課税の見直しなど1億円の壁の打破』という文言も含まれています。

最初は経済対策、のちに増税。可能性としては極めて高いかと。

なにより今は、格差解消が世界的なトレンドになっています。お金持ちをはじめとする富裕層への増税はまず間違いなく行われるでしょうし、そのための税制改正も視野に入っているはず。

とはいえ歳入3本柱の1つにしたい消費税は簡単に上げられないから、既存の税率でまだ取れそうなものの増税も行われるかと。脱炭素を理由にした自動車関連の増税、たばこ、公営競馬、砂糖税、インボイス制度などなど。

まとめ:目先は期待感で株高もいずれ株安か?

岸田政権下での株式市場の値動きを端的に表すなら、『最初は上がるけど、あとで下がる』といったところでしょうか。

財政出動がどの程度の規模になるかわかりませんが、数十兆円と謳う経済対策に失望感が出てしまってはいけません。ここで大胆な経済対策ができたとしても、そのあとの増税すなわち緊縮路線が露呈してしまうと株価には悪影響でしょう。

しかもこの30年でこびりついたデフレが、1年やそこらで解消されるとも思えません。それこそ消費税を下げるくらいの政策でもないと。

最初は株高、いずれ株安。かな。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2021年10月2日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

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