為替市場は上昇気配に。中国恒大集団のデフォルトリスク感逓減も油断大敵。
今日は株式市場が休みなので、為替市場だけを見ていきます。
中国恒大集団のデフォルト問題が取り沙汰されてから数日が経過し、実体や利払いに応じるなどの一時しのぎのニュースが出始めたことで為替市場は買いモードになってきた様子。
とはいえ、完全にはリスク感もぬぐえないので、油断は禁物ですね。
今日のドル円の市況
中国恒大集団のデフォルトリスク感がやや収まってきたのか、今日は上昇トレンドになっていますね。
しかしこのまま『はい、リスクはゼロになりました』にはならないでしょう。
中国経済の減退論が残っていますし、不動産業界のバブル抑制のための法律が足かせになることは必至。中国恒大集団の問題を皮切りに国内不動産の倒産や穴埋めのための株式売却や景気の悪化、先々のリスク感もありますのでね。
中国の本質的なリスク
忘れがちだけれど、中国は国の言うことは絶対であり、それこそがこの国に投資する最大にして最悪のリスクになっています。
その本質は『国としてのメンツのためなら、国民のことなんか知ったこっちゃない』というもの。
それは天安門、ウイグル、チベット、香港、台湾と、ここ数十年話題に上がってきた人権問題の全てを見れば一目瞭然。
ここ数か月にしたって、ITや不動産業界への規制強化に圧力、国内SNSでの言論弾圧の例に暇がなく、その全てにおいて優先されるのが国としてのメンツなわけです。
国名の意味にもあるように、中国は世界の中心で、偉くて、凄くて、強くて、偉大でなければならない。そういうメンツのためならば、どんな汚い手でも使うのが中国という国の政治の本質なのです。
それが情報化社会になって露呈しやすくなったことで、世界各国との摩擦を生んでしまっている状況ですから、これからも何らかのリスクは中国発のものが増えてくるでしょうね。
末尾コーナー:投資家向け関連記事やサービス!
投資家向けに関連記事やサービスをまとめました。近年はフィンテック関連のサービスや情報が話題ですので、情報収集にお役立てください。なお常識ですが、どのサービスを利用する場合においても、必ずリスク(値動きリスク、事業者リスク、信用リスク、地政学リスク、セキュリティリスク)を確認・承知し、自己責任の原則に基づいてご利用ください。
株式
海外ではロビンフットが話題ですが、日本では取引手数料無料の証券サービス「STREAM」があります。コミュニティ機能も備えて他の投資家とやり取りできるため、初心者でも投資仲間から情報が得られることも! メイン口座では楽天証券を用いています。ポイントを使った積立投資など、ポイントに絡んだサービスが充実!FX
FXには下記の口座を利用しています。使い勝手や手法はもちろん、スプレッドによって合う合わないがありますから、自分の使いやすい口座を開設して利用すると良いでしょう。- ドル円(USD/JPY):0.3銭
- ユーロ円(EUR/JPY):0.5銭
- ポンド円(GBP/JPY):1.0銭
- 豪ドル円(AUD/JPY):0.7銭
ちなみに僕は、FXでは主に平均足を使う派です。ローソク足よりトレンドが掴みやすく、移動平均線と組み合わせてトレードしています。平均足についてはこちら→FXの平均足の基本・手法・見方・儲け方・考え方・戦略などまとめ
FXの実況ライブ配信Vlog
YouTubeにてFXの実況ライブ配信Vlogを平日21時40分頃から1時間ほど行っています(20時30分~1時間はゲーム実況ライブ配信をしています)。特別定額給付金の10万円をどこまで増やせるか、ドキュメンタリーをお楽しみください。→ juntyanman - YouTube
~注目:M&Aマッチングサービス~
現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
→[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ
当ブログのスポンサー