日経平均続伸も引け後にコロナ感染者数増加と中国の株価下落と香港市場の暴落に懸念材料。
日経平均が続伸したんですが、引け後の悪材料が目白押しになってきました。
まず新型コロナウイルスの新規感染者数が東京都で2,800人に到達見込みとのニュース。次いで中国株の大幅下落と、香港市場の暴落が話題になっています。
どうも中国国内の半導体企業の破産に加え、中国当局の締め付けよろしく規制強化による教育関連銘柄の下げも相まった様子。香港も規制強化の煽りを受けての下げでしょうか。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は続伸。
前日比+136.93円の27,970.22円で取引終了です。
今日はダウの上昇を受け継ぐ形で引き続き上昇気配だったものの、全体で見れば積極的な買いは薄かった印象です。
それに場中から引けにかけての中国株の売りはもちろん、香港の株価暴落も重なって上値は一層重くなったでしょうね。
そろそろ本格的な売りが来ると予想しているので、これがトリガーになるかどうかに注目ですな。
マザーズ総合は反落。
前日比-5.12円の1,136.92円。
新興市場は調子悪かった感じか。
夏相場というのもあるでしょうけど、今週はFOMCもあるので金融引き締めからの利上げ懸念で買い控えたのかもしれないな。グロース株やハイテク株の売りに連れ立って動くかもしれませんし。
とにかく目標である3桁円まで下がってほしいですが、アメリカの金利ではなく中国と香港の株価下落が引き金になる可能性も出てきたか。
本日の運用成績はこちらです。
中国と香港の株価下落
中国の国有半導体大手の紫光集団が破産申し立てをしていたことや、中国当局による学習塾の規制強化に伴う教育関連銘柄の下落、その煽りを受けて規制強化への懸念から香港の株価が暴落と、一気に動き出してきた感じがしますね。
とはいえ、これが中国のリスク。共産党一党独裁で右にも左にも動くわけですし、企業もその煽りを受けるのは当然です。
ただこの株価下落を世界がどう受け取るか。香港の大引け後に為替全体がアメリカのダウ平均CFDと連動しだしだので、向こうの値動き次第ですね。
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