日経平均続伸気配だが中国市場の急落に反応する展開。
日経平均が続伸していますが、どうも中国市場の下落を嫌気している様子。
特に理由が見当たらないんですが、こういうときはあまり良くない流れがあるんですよね・・・。
ただこれまでは東京オリンピック開催強行で売りでしたが、事実で買いのターンも視野に入れておきたいところ。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は続伸。
前日比+285.29円の27,833.29円で取引終了です。
大型株の下落だけならいいんですが、中国市場の下落によるものとなるとまずいですね。特にソフトバンクとファストリ、無印でお馴染みの良品計画など依存度の高い大企業が軒並み影響出るかもしれない。
なにより中国市場でビジネスをすることを考えたら、これからの時代は人権問題への対処が避けられません。
ブランド価値の維持や向上のためにもむしろ今は人権問題が解決するまで撤退すべきだと思うのですが、とりわけファストリと良品計画はさらに依存度を強める様子なので株価下落に警戒が必要ですな。
それに両社だけではなく、国内企業の中国依存度はそのまま会社のリスクとして捉えられかねません。冬季北京オリンピックのボイコット問題もくすぶるわけなので、踏み絵を迫られて業績やブランドイメージの低下を招く企業は相次いで出てくるでしょう。
マザーズ総合は続伸。
前日比+4.05円の1,142.04円。
マザーズも日経につられて上がってきましたが、大型銘柄はもちろん、IPO株や五輪関連銘柄が動くだけのまさに夏相場って感じですね。
ただ、値動きに主体性が無くなっているあたり、下落への警戒感が強まっている様子。
株高がずっと続く相場ですし、中国のリスクがまた再燃してくる可能性も考えると当然ですが。
本日の運用成績はこちらです。
無視できない中国リスク
ちょうど今五輪が盛り上がっている状態ですが、これが終わったらいよいよ冬季北京オリンピックのボイコット問題が出てきます。
人権問題に熱心な欧米諸国は既に動き出している状態で、ちょくちょく関連ニュースが見受けられるようになりました。
こうなるとまた人権問題の提起と報復の応酬になって、リスクオフからの株価下落も起きかねないですな。
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