日経平均は大発会から大幅下落。アメリカとイランの緊張で中東情勢悪化へ。
大発会から日経平均がドカッと下げていますね。
イランの革命防衛隊のソレイマニ司令官がアメリカ軍の空爆によって死亡し、両国同士の緊張が一気に高まってしまいました。
昨年までは米中摩擦でしたが、今年は早々からアメリカとイランの緊張で中東情勢が一気にリスク化してきたか。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は大幅下落。
前日比-451.76円の23,204.86円で取引終了です。
これまでの米中摩擦のような経済が原因であれば、外部要因に強いアメリカの株価は一時的には下げてもあとで復活するんですよ。去年はずっとその繰り返しだったから。
でも今度は中東との緊張、それも戦争になるのでは?と危惧される事態に急に発展したことで、楽観視して上げていた株価がドカッと売られたみたいですね。ドル円も一気に107円台の円高になったので、下支えも無くなってきたな・・・。
米中摩擦もまたぶり返す可能性もありますし、今年も波乱の年になりそうだ・・・。
マザーズ総合は続落。
前日比-16.67円の880.80円。
日経平均と同様、マザーズもこの下げ方ですもんね。個人投資家たちも売り抜けたようですし、昨年の反発を見越して買い込んだ投資家たちは既に含み損で喘いでいる様子・・・。
マザーズに関して言えば、900円台がまた遠くなってしまったことで一時的な買いもあるかもしれません。ただ、今度はアメリカとイランの緊張がこれまでとは違うレベルになってきているので、楽観的な上昇はないかもしれないな。
本日の運用成績はこちらです。
ドル円の下支え崩壊か?
日経平均は下げるとして、下支えとなっていたドル円も107円に突っ込むとなると、下弦のラインを維持できなくなるのかなと。
そうなると、日経平均はちょっとした情報でドカッと下げだしたり、ドル円が追い打ちをかけるように円高になったり、かなりシビアな相場になるかもしれない。
しかし、こんなに一気に緊張が高まるとは思わなかったな。ソレイマニ司令官の死亡はアメリカの内部でも想定外のことだったようで、これが日米の株価にどう影響してくるか全く予測がつかないな。
しばらくは様子見か。
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