日経平均反発も後場に急失速。FOMCの利下げと米株上昇が帳消しに。
深夜のFOMCにて利下げが発表され、ダウが上がったために前場は調子良かった日経平均。
しかし日中の日銀金融政策決定会合が現状維持と伝わると、それを境に失速。
なんらかの緩和でも期待されていたのだろうか?そういう雰囲気ではなかったような気がしますが、期待外れで下げでしょうかね。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は反発。
前日比+83.74円の22,044.45円で取引終了です。
たしかに失速した日経平均ですが、一時は22,255円まで上昇したわけですから、やはりアメリカの株価次第ですねぇ。
ところで、日本は消費税増税でもう国内消費はガタガタになりそうなのに、株価だけが歪に上昇するなんておかしいよなぁ。国内情勢を反映できないんですから、景気の先行指数という常識も疑わざるを得ない。
マザーズ総合は反発。
前日比+3.07円の848.29円。
日経平均と同様、午後からの失速で伸び悩んだマザーズ。
ここも買い込んだ投資家がいるようで、今は含み損ですかね。無理も無いですが、マザーズは一体いつまでこの状態が続くのだろうか?
正直もういい加減にしてほしいくらい、上値が重いまま。リード銘柄とか大型IPOでもいいから、市場に資金をもたらしてほしいな。
本日の運用成績はこちらです。
日銀への失望?
後場からの失速は銀行株に売りが出たあたりが関係しているんですかね?
銀行収益への懸念だとすればマイナス金利への言及ですが、そういった話は出ていないですし。
ただ円高が進んだことで輸出系の株にも売りが出たっぽいので、連鎖的に下げが広まってしまった感じかな。それにしても、現状維持だけは情報開示が早いよね、日銀。
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