日経平均回復も引け後に再び売りが加速。債権市場は景気後退を示唆。
昨日のトランプ大統領と米政府の発言により日経平均も急回復したと思いきや、引け後にまたズルズルと下げてきましたね。
夜になると債権市場が再び景気後退を思わせる、逆イールドカーブや利回りの低下になったことから、先物の下落やドル円の円高に繋がってしまっています。
もし昨日の値動きがなければ、今頃日経平均は2万円割れていたかもしれないな。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は反発。
前日比+199.69円の20,655.13円で取引終了です。
トランプ大統領と米政府の発言に伴いダウやドル円が急回復したので、日経平均もつられて上昇していますね。
とはいえ、ここでもう一段の上昇が無いあたり、まだリスク感がくすぶっているんでしょうね。アメリカだけじゃなく、アルゼンチンやイギリス、ドイツもありますので、下手に買い向かえないのが正直なところ。
これ損した投資家いっぱいいるだろうな。元々下げ基調だったところに相場が急回復したから。
マザーズ総合は反発。
前日比+5.96円の868.80円。
マザーズも買い気配でしたが、やはり900円台には戻りませんか。
リード銘柄も不在、相場全体で買われないとなると、あとはもう下がるしかないのかもしれない。
チャートの200本線もずっと超えないまま、ズルズルズルズルと下げっぱなし。とにかく米中摩擦が長すぎて、個人投資家も積極的な売買が難しい状況となっているな。
本日の運用成績はこちらです。
債権市場は景気後退の様相
米国30年債利回りが過去最低の2.0738%と、2016年7月に記録した2.0882%を下回ったようですね。また同2年債と同10年債の利回りも2007年以来で長短が逆転するなど、景気後退シグナルがビッカビカに輝いています。
あまり30年債利回りが話題になることはありませんが、こうしてニュースになるということは非常に悪い予感がします。
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