イケダハヤトよ、羨望せよ!福島県が高知県より都民が移住したい土地である4つの理由
どうも!福島大好きっ子@xi10jun1です。
ツイッターを見てたら、移住希望地ランキングなるものが出てきまして、そこで福島県が堂々4位だったのです。
そこで今回は、高知に移住したブロガー「イケダハヤト(@IHayato)氏」に向かって、なぜ原発事故がありながらも福島県が都民にとって未だ移住したい土地であるか、を説明していきたいと思います。
イケダさん、初見ながら不躾な記事で申し訳ありませんが、たまには煽られていただければと思います。
調査の概要
まず、調査の概要です。
ランキングの調査は、認定NPO法人 ふるさと回帰支援センターという団体が行ったものです。
調査の概要は以下の通りです。
調査対象:ふるさと暮らし情報センター(東京) 利用者
調査手法:会場調査(移住相談者、セミナー参加者等)
調査時期:2014年1月~12月
回答数 :2,885人(複数回答可)
そして、得られたランキングがこちら。
画像引用元:田舎の住まい情報 「ふるさと暮らし希望地域ランキング」|農業求人とインターンシップ・農業体験のfarm+biz(ファームビズ)※ただし、元資料は「"ふるさと回帰支援センターの取り組みと移住希望者の動向"より抜粋」
最新版は2014年のランキングですが、福島県が堂々4位です!
そして、過去4年の結果を見ると、福島県は
- 2010年:1位
- 2011年:2位
- 2012年:3位
- 2013年:4位
と、震災以降順位は下落しているものの、依然として高い順位を誇っていることが分かります。
ちなみに、イケダさんが移住した高知県は、2012年に12位にランクインし、翌2013年には6位まで順位を伸ばしましたが、2014年には19位になっています。
起伏が激しいのは台風のせいでしょうか?
さて、福島県は東日本大震災に伴う原発事故の影響が出ていながら、どうしてここまで高い順位を保っていられるのでしょう?
理由1:福島県は東京に近い!
まず、ランキングの特徴として挙げられるのは、「東京に近い場所にある割と本格的な田舎」である点。長野県も山梨県も、「東京に近い場所にある割と本格的な田舎」でございます。
東京駅から長野駅までは、新幹線で片道1時間41分、料金は8,200円。
東京駅から甲府駅までは、電車の乗り継ぎで片道2時間半、料金は2,270円。
そして、東京駅から福島駅までは、新幹線で片道1時間46分、料金は8,950円。
となっています。
ところが、福島県にはまだ郡山駅と新白河駅という新幹線が止まる駅があり、合計3つの駅が存在しています。
東京駅から郡山駅までは、新幹線で片道1時間32分、料金は8,200円。
東京駅から新白河駅までは、新幹線で片道1時間20分、料金は6,670円。
ですね。
ちなみに岡山県は東京から遠いですが、原発が無いことや自然災害が少ない県として近年人気のようです。
http://matome.naver.jp/odai/2141408113797917801
理由2:福島県はやっぱり物価が安い!
これはもう、地方に行けば当然ですよね。
福島県も物価は安いです。
それが証拠に、福島では夏はこんなお値段で旬のモモが楽しめます。
https://ytrsdijun.com/archives/3754
1パックのお値段ではありません。
1箱です。
理由3:福島県は地方移住に力を入れてきたパイオニアだぞい!
実は福島県は2009年も同ランキングで1位だった(参照:https://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/meeting/sousei_kondan/h26-10-02-siryou3.pdf)のですが、これは福島県が地方移住に力を入れてきた結果なんです。
例えばこれ。
ざっくり書きますと、福島県内に定住目的の人で空き家の改修なんかを行う人に対し、最大190万円の補助金を県が交付してくれる制度なんです。
現在は被災者にも条件が拡大しています。
福島県は、もともと地方移住者向けにこうした補助金を出す制度をいくつも設けていて、移住者獲得に積極的だったんですよ。
他にも、
http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/soshiki/1/20130326.html
福島市の南に位置する二本松市では、新婚世帯家賃助成金と称し、条件を満たした新婚さんは毎月1万円が最大36か月もらえる(1年分をまとめて支給)制度もあります。
こうした制度があちこちにあって、地方移住を考えている人たちにアプローチをしていたわけです。
原発事故がなければ、今もってランキング1位だったかもしれませんね。
理由4:実はもう約2/3は復興している
これは僕の私見ですが、福島県はもう約2/3は復興している雰囲気です。
マスクして歩いている人もいなければ、放射線におびえて暮らしている人ももういません。まして、風評被害のある地域のお酒が世界一に選ばれますか?って話です。
http://news.walkerplus.com/article/64178/
そして最近の県内の様子ですが、県内地域で震災に対する考え方に温度差が出てきています。
いまだ震災の爪痕が残る浜通り地区と、既に除染もほぼ終わり、平穏に暮らす会津と中通り地区。
福島と聞くと一緒くたにされがちなんですが、だからこそ「2/3は復興している雰囲気」と書いたんです。復興という言葉の意味そのもので捉えれば、会津と中通りの人々は普通の暮らしに戻ってきている人が増えてきた印象です。僕も含め。
もちろん、細かく見ていけば爪痕はあちこちに点在していて、例を挙げればキリはないですけどね。でも、以前のように生活していたり、お祭りや行事が例年通り行われたりしていますので、全国の人が思ってる以上に以前の福島の様相なんです。
確かに問題は山積していますが、復興はちゃんと進んでいますよ!
まとめ:福島に来らんしょ!
福島県は原発という「負のブランド」を抱えてしまったわけです。しかし、今回のランキングが復興に力を入れてきた福島県の底力を証明してくれました。
まだまだ問題は山積していますが、移住先としての魅力は復活しつつあります!
イケダハヤトさんならこの記事の意味もお分かりかと思います。
ぜひ一度福島県にお越しください!
最後に、「顔と名前のワカランやつは信用できん!」と仰るかと思いましたので、Facebookのアカウントを載せておきます。
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