最高値更新の日経平均にみる楽観ムードへの対処法
みなさんどうも日経平均。最高値更新を見守る@xi10jun1です。
また日経平均に楽観ムードの上昇が出てきましたな。
米金利に総裁選への期待感ですが、こういう上がり方はあまり良くないですよ。
執拗な楽観ムード
コロナ禍以降特に顕著なんですが、楽観ムードで上がるパターンが増えてきたように思います。
昨年のジャクソンホールなんかもそうで、パウエル議長の利下げアナウンス期待でドカドカ上げて、結局無いことが分かってドカ下げ。このパターンが重要イベントの度に起きています。
今回の最高値更新も、米金利の利下げと総裁選の期待で上げているんですが、これもまた楽観ムードの悪い癖です。
特に米金利の利下げについては、ソフトランディングが見込まれるなら買い向かえるものの、トランプ大統領の関税政策による不況の可能性が捨てきれないので難しいんですよ。どうも市場はこの利下げのアナウンスだけで買っているところがあり、細かい所を無視し始めています。
こういう相場で何が起きるかというと、突発的な『まさかこんなことが起こるなんて!』みたいなイベントでドカ下げするんです。予定調和が崩れると途端に弱腰になります。
それこそトランプ大統領の関税政策で右往左往していたころなんて、同氏が何か悪いことを言えば急落、良いことを言えば急騰でしたからね。市場参加者のIQが低いというか、先を見据えた動きじゃないんです。
まとめ:市場の楽観ムードに注意
なので今の最高値更新もどっかで変な下げに巻き込まれかねないなと。
特にエヌビディア株の決算が悪化したり、半導体バブルが崩壊したりして急落すると、あっという間に3万円台に逆戻りしますからね。
楽観ムードは案外警戒しないといけない状態ですよ。
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