トランプ氏大統領就任も期待剥落の可能性が高い理由
みなさんどうも大統領。トランプ氏大統領就任の不安感が残る@xi10jun1です。
いよいよトランプ大統領となるわけですが、市場の反応を見るに期待半分不安半分になった様子。
当初は経済対策屁の期待感があったものの、就任前から方々でトラブルが出ています。
トランプ氏と周辺国の軋轢
カナダがトランプ氏の関税発言を受けて報復関税に乗り出すとニュースが出ています。
その前からカナダを51番目の州にするという発言が物議になっていて、大統領になる前からこんな余計な摩擦を起こしているのがもうね・・・。
またグリーンランドに対する買収発言も自治権を持つデンマークとの摩擦になっていて、さっそく同国から「売りものではない」と反発する声明が出てしまっている。
大統領就任前から奔放な発言が摩擦を引き起こしている状態。経済対策以上の外部要因からくるリスクに日本市場はさらされそうで、これが面倒・・・。
なにより、これで割を食うのが米国民ではないかと。
当然、中国やロシアとの摩擦も想像に難くないわけで、新たなリスクが出るだろうなきっと。
ウクライナ情勢や中東情勢に影響も
なによりこうした状況によって最も影響が出るのがNATOや、これまでアメリカが影響力を行使できていた分野の弱体化です。
ウクライナ情勢は現状アメリカの支援は継続の様相ですが、それもどうなるか不透明なまま。あれほど短期間に戦争を止められると豪語してたのが、蓋を開けてみれば半年はかかるとの公算でした。
ウクライナもロシアも、トランプ氏の想定を超えて譲らなかったのでしょうね。特にロシア側の要求が、ウクライナがNATOと近づかないよう中立化という名の『いつでも再侵攻できる状態』を求めているので、これは停戦に至るのが困難でしょう。
中東情勢も今は沈静化しているものの、シリアのアサド政権崩壊に伴い状況は読めなくなりました。再びISなどの過激なテロ組織が政権を奪取する可能性も否定できず、イスラエルとの関係性も全然不透明です。
まとめ:米経済は良くなるかもしれないが外部要因で混乱か
得意の経済対策は減税など申し分のない政策が出てくるでしょうけど、一方で外部要因で不安が残ります。
外部要因にめっぽう弱い日本の市場はひとたまりも無いですし、中国の台湾と目される2025年~28年に差し掛かっているのでね。
リスク管理はしておかないと。
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