2023年の相場総括と来年の市場についての考察
みなさんどうも株取引。今年の新興市場の有り様を嘆く@xi10jun1です。
今年の相場も終わりましたが、日経平均は上がったものの、新興市場はパッとしない1年でした。
何がガッカリだったかって、1度もまともな盛り上がりが無かったことです。
IPOもセクターの盛り上がりもない新興市場
今年11月ごろからマザーズ指数の名称が東証グロース市場250指数と変更になったんですが、名前が変わったからといって市場の様相はずっと同じでした。
もうとにかく上がらない。
グロース株というものに対する市場の評価が変わらず、資金が全然入らない。そんな1年でした。
やはり米金利の高止まりと利下げまでの時間が長期化する懸念から、グロース株全体に資金が流れてこない状態でした。
一時期利上げ鈍化期待の上げがあって上がったことはありましたが、FRBのパウエル議長から市場をけん制する発言がFOMCの度に出るもんで意気消沈に。
追い打ちをかけたのが今年の新興市場そのもので、かつてのバイオやゲームといったセクターの盛り上がりもありませんでした。コロナ禍が落ちついたのでバイオ関連が売られ、ノーベル賞も不発、テクノロジーも半導体関連が新興市場に少なかったですし。
中小型株メインの個人投資家は今年だいぶ損したんじゃないですかね?何連S高なんて銘柄もあまり見受けられませんでしたし、高値が続かず思ったほど利益が出ていないはず。
まとめ:2024年は米金利の利下げに期待
今月のFOMCで利下げについての言及がなされたことで、来年の新興市場は回復するかもしれません。
ただその規模がどの程度になるのか、あるいはパウエル議長の発言がひっくり返る可能性があるのか、まだ見通しが立たない状態です。
積み立てで投資している人はいいですが、来年の相場こそ上げに期待したいですな。
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