中国のゼロコロナ政策はどっちに転んでも失敗する可能性

今日の運用成績

皆さんどうもゼロコロナ。中国のゼロコロナ政策はどっちに転んでも失敗すると思っている@xi10jun1です。

中国がゼロコロナ政策の緩和を発表して間もないですが、感染者が急増している様子。

元々正確な数字が出てこない国とはいえ、ゼロコロナ政策は無理があったんでしょうね。

ゼロコロナ政策はどっちに転んでもマイナス

中国はゼロコロナ政策によって国民生活に制限を強いてきたわけですが、それが限界に達したことで大規模なデモが発生したことは記憶に新しいですね。

それにそうした厳しい制限はビジネスにも影響が出ており、工場の閉鎖や物流の停滞は日本を始め貿易相手国にも影響し、場合によっては株価の下落も起きていました。

で、ゼロコロナ政策の緩和によって再び感染者が増えだしてきているので、今度はそれが原因で経済が悪化する可能性があるわけです。

中国政府にしてみれば、ゼロコロナ政策を強行することで国民の反発からデモが起き経済が悪化するのは避けたい。しかしそうしたデモを受けて政府が簡単に方針を変えれば、『国民の声が届く可能性の提示(=民主派を勢いづかせる)』となることで共産党一党独裁の立場が危うくなる。

なのでどっちに転んでもマイナスなんですよ。ただでさえ政府に対する不満の高まりが燻っているわけで、かと言ってゼロコロナ政策に逆戻りもできない。

中国の想定外の景気悪化で株価下落も

そうしたことから、中国の経済成長率は政府予想の5.5%から3%程度に低下するのでは?とする専門家の記事も出回り始めています。

忘れもしない2015年8月のチャイナショックですが、当時は『中国ヤバいんじゃないか?』という話題からドカ下げが始まりましたが、現在の状況も似たようなもの。

ましてゼロコロナ政策をしてもしなくても経済には悪影響な状態です。それを市場が意識し始めたら、またドカッと下げることもあり得ます。

今にしたってアメリカの金利長期化の懸念で下げているわけで、ここに来て中国経済の悪化まで重なると・・・。

まとめ:中国経済の悪化の影響も視野

ゼロコロナ政策を緩和したばかりの中国ですが、国内主要都市での感染者数が増えていることが示唆されています。

お得意の数字の改ざんや、問題の矮小化といった取り組みは想像に難くないわけで・・・。

これもまた国民から反発を受けてデモが発生、なんてことになったらいよいよかもしれません。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2022年12月18日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。