日経平均続落。上値が重いがファストリだけで持ち上げる酷い相場。
日経平均は続落しましたが、ファストリが上がるだけで全体が持ち上がる酷い相場に。
ある意味ファストリの値動きを見て株を売買すればいいような相場ですが、こんなに歪んでは市場の意味あるのか?
それに今日不可解なのが、日銀がETFを買わなかかったんですよ。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は続落。
前日比-56.10円の30,236.09円で取引終了です。
今日の東証1部は、上昇が406銘柄、下落1,713銘柄と下げた株が多かったのですが、ファストリが上げただけで下落幅が抑えられてしまっています。
こんなファストリの大株主の資産が増えて儲かっているだけの相場の、一体どこに健全性や公正性があるのでしょうか?自然に買われているものならともかく、1単元買うのに1千万円が必要な大口の投資家に売買されるだけの超大型株の存在は市場にとって不健全でしょう。
こんなインチキな株価をもって「株は上がっている」だの「経済は回復している」だの言われたくないですね。
マザーズ総合は続落。
前日比-21.82円の1,272.67円。
マザーズはご覧の通り、健全な株式市場の様相を呈しています。日銀も入っていませんからね。
ただここからの上げは難しくなったのかもしれないな。
なかなか上値を追っていかないし、リード銘柄に資金が回ってこない印象があります。日経平均が重くなっても、こっちが買われる展開がすくなくなってきたかな?
本日の運用成績はこちらです。
日銀は株高時のETF購入を抑制か?
トピックスが-0.5%を超えてくると日銀がETFを買い込むのが通例でしたが、今日は来なかったんですよ。
今年初めごろの買い入れ額の減額もそうですが、これまでとは何か違う様子になっているのは確かですね。
もしかしたら、この株高になって日銀内でなんらかの変更が議論されてきているのかもしれません。金融政策決定会合など、今後の情報に注意ですな。
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