ツイッターは有料でも使いたいので赤字脱却できそうな事業を3つ提案したい
みなさんどうも、ツイッターライフ!ツイッター大好き系男子の@xi10jun1です。
ツイッターの身売り話が最近ちょこちょこ出ていますね。グーグルやらディズニーやら。
僕は、ツイッターはツイッターとして存在してほしいので、同社を救うべく不躾ながらこんな提案をしてみます。
そもそもツイッター社はどのくらい赤字なのか
そもそもツイッター社って、実際どのくらい赤字なのかって話ですよね。
ヤフーファイナンスで調べると、ドル建てですが、このようになっています。
決算 2015年12月期(連) 2014年12月期(連) 2013年12月期(連) 決算発表日 2015年12月31日 2014年12月31日 2013年12月31日 売上高 2,218,032千 1,403,002千 1,329,780千 営業利益 -450,036千 -538,866千 -1,271,662千 税引前利益 -533,305千 -578,351千 -1,294,292千 当期利益 -521,031千 -577,820千 -1,290,646千
はいずっと赤字です。
ドル建てなので、仮に1ドル100円とした場合、当期利益はこうなります。
- 2015年:約521億310万円の赤字
- 2014年:約577億8,200万円の赤字
- 2013年:約1,290億6,460万円の赤字
売り上げは伸びているのですが、なかなか黒字体質にならないようですね。一体何にお金がかかっているのだろうか。
ツイッター社の費用
ツイッター社の決算報告書14ページあたりに、CONDENSED CONSOLIDATED STATEMENTS OF OPERATIONS=連結貸借対照表の内訳が載っています。
ここにあるCosts and expenses=原価・費用となっている列が、ツイッター社の費用項目となるわけです。大まかな項目は下記の通りです。
- Revenue:収益
- Costs and expenses:原価・費用
- Cost of revenue:売上原価
- Research and development:研究開発
- Sales and marketing:マーケティング費
- General and administrative:一般管理費
- Total costs and expenses:総原価・費用
でまぁ、こうして見ると分かります通り、ツイッター社は研究開発とマーケティングにお金がかかっているわけですね。
研究開発は、仕様の変更とかサーバーとか、主に技術系とみていいでしょう。けど、マーケティングって何でしょうか?ヤフーのリアルタイム検索とか企業向けの分析のような、データ販売もしているはずなので、そちらにかかる費用ってことなのかな?
いずれにしても、ツイッター社は研究開発とマーケティングに大きなお金を使っているということですね。収益をほぼ広告に頼っているビジネスモデルにしては、ちょっと費用対効果が薄いようにも思えます。
というわけで、ツイッター社にぜひやってもらいたい事業を、皮算用とともに3つほど提案します。
ツイッターの月額課金制
実は前にアンケートを取ったことがあるんです。
ツイッターが有料になったら、月額いくらなら使い続ける?
— jun@A8フェス参加のゆとり投資家 (@xi10jun1) 2016年5月3日
母数が少なくて申し訳ないんですが、だいたい数百円くらいならば月額課金で使い続けてもいいみたいですね。まぁ僕もそのくらいなら。
課金の中身は、広告排除とか、有料ユーザー限定の仕様が使えるとか、スパム報告を優先的に聞いてもらえるとか、そんな感じで。
で、現在ツイッターのアクティブユーザーが世界に3億人いるそうです。元が無料のサービスなので、課金させるのは難しいかと思われます。なのでその中の10%、つまり3000万人が課金すると仮定します。
するとこうなります。
月額 | 100円 | 200円 | 300円 | 400円 | 500円 |
---|---|---|---|---|---|
課金ユーザー | 3000万人 | ||||
月間収益 | 30億円 | 60億円 | 90億円 | 120億円 | 150億円 |
年間収益 | 360億円 | 720億円 | 1080億円 | 1440億円 | 1800億円 |
うーん、なかなか美味しい!
もちろん費用もかかります。けど無料ユーザーに比べたら、課金してでても使う人はもともと継続して使ってくれる人ですから、かなりのストック収益になるのではないでしょうか?
ツイッターコマースorツイッターマーケット(フリーマーケット)
ずいぶん昔に、ツイッターがコマース事業を始めると話題になったことがありました。その名も「Twitter Commerce」。
結局これも行方不明になってしまいましたけどね。でも今僕が注目しているサービス"FANCY"なんかは、ソーシャルコマースサイトとして有名になっています。
https://fancy.com/
売れた分の5%をツイッターに払うみたいにすれば、既に3億人のアクティブユーザーがいるツイッターならなかなかの売り上げになりそうです。
あと、先ほどヤフーニュースになっていましたが、Facebookがフリーマーケット事業に参入するそうです。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASGN04H0Z_U6A001C1000000/
完全にツイッターは出遅れているような・・・。
クラウドファンディング事業
これは前から僕が言っているのですが、クラウドファンディング事業とかもいいんじゃないかな。
よくRTで回ってくるじゃないですか。「○○ちゃんを助けてください」みたいなの。ああいった情報の即時性、拡散性に優れるツイッターは、クラウドファンディング事業と相性抜群だと思うんです。
日本だとCAMPFIREとかありますけど、あれみたいに手数料を取って運営すれば、なかなかのビジネスになると思いますよ。仮に手数料5%、課金ユーザーを先ほどの3000万人と過程して、1人あたり月1000円支援したとすると、単純計算で月15億円、年間にして180億円の売り上げになります。
まとめ:ツイッター社様どうか有料課金させてください!使い続けたいです!
なかなかないですよ。課金したいSNSなんて。
これまで広告収入一辺倒だったツイッター社ですが、身売り話まで出るほどに赤字が拡大してしまいました。継続していただけるなら、こちらとしては何もいうことはありません。しかし、やはりツイッター社はツイッター社として存続していただきたいのです。
ツイッター社様、どうか有料課金させてください!使い続けたいです。よろしくお願い致します!
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現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
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