金融資産の無い20代の若者よ!もうお金の話は無視できないよ。
どうも!金融資産がもっとほしい20代の@xi10jun1です。
タイトル見て「まぁそうだよね」感が否めませんよね。
というのも、こんなニュースを見たからなんです。
金融資産の無い20代
一方、同アンケートでは預貯金など金融資産(日常的な出し入れや引き落としのためのお金を除く)を「保有していない」と答えた人が二人以上の世帯で30・9%と過去最高値を更新。特に単身世帯で「金融資産なし」の割合が高く、中でも二十代では62・6%にのぼった。
引用元:単身20代の6割が資産ゼロ 「黒田緩和」3年、広がる格差:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)
金融資産はもちろん、預貯金や株などの有価証券のことでしょうけど、そうした資産を持ち合わせていないのが今の20代とされています。
だってさ今の20代って、失われた20年の中で生きてきて、非正規労働とか就職に苦労してたり、奨学金の返済がある人だっているし、給料も上がらないしで、「お金に余裕がある」状態が1回だってないわけよ。
ゆとりがないのに「ゆとり世代」なんて言われてるんだから皮肉なもんです。
20代は資産運用に興味が無い?
さて、ここで1つ数字を見てみましょう。
NISA(少額投資非課税制度)はご存知ですよね。元は年間100万円までの株式の取引を非課税にしようというものでした。現在、その非課税枠が120万円まで拡大されています。
制度が開始された2014年1月当時、20代の口座開設数はおよそ13万7,580口座(参照:NISA口座の利用状況等について|金融庁(pdf))だったのですが、2年が経過した現在はどうでしょう?
NISA口座の開設・利用状況調査(平成27年9月末現在)(pdf)によると、20代の口座開設数は42万9,434口座となるなので、制度開始より約3倍に増えていますね。
総務省統計局が出している2015年11月現在の人口推計(概算値)→平成27年11月報(平成27年6月確定値,平成27年11月概算値)PDFによると、20代の総人口は現在1,275万人。なので、42万9,434口座は20代全般の約3%ほどになります。
人口の流動性(10代から20代になった人、あるいは20代から30代になった人)を加味しても、NISA口座を開設している20代は増加傾向にあると言っていいでしょう。それでも、残り97%の20代はNISA口座を持っていない現実があります。
10万円の好きな物は買えるが、10万円の資産は怖くて買えない
先日、嵐のライブチケットが転売で10万円近い値で取引されていることが問題視され、顔認証を導入するとニュースになりましたよね。
嵐ってそんなに人気なんだなぁと思うわけですが、やっぱり好きなモノにはお金を惜しまないんですよね。
ところが、同じ10万円でも株は買えないわけです。
お金が減るのが怖くて。
ところがこれ、投資家だと真逆になります。10万円の株は買えるけど、10万円のモノって結構躊躇するんです。
不思議ですよね。
金融知力も乏しい20代
10万円の資産が怖くて買えないというのは、金融資産に対する知識に乏しいからです。資産運用なんて知らない、興味ない、面倒くさい、そんな余裕はない、複利って何?などなど、ありとあらゆるお金の知識が不足しているのです。
だって学校で習わないもんね。
「社会の授業」とかでチロッとお金の勉強をするくらい。1度だって、「クロス取引すると株主優待がお得に手に入るかもしれない」なんて勉強したことないでしょ?せいぜい商業高校で簿記の勉強するくらいかな?
それに日本人の約半数に金融知力がないこともあるしね。
https://ytrsdijun.com/archives/7040
上の記事内に金融知力を試す問題があるからやってみ?
まとめ:20代よ!お金の話は無視できないぞ!
「お金がなくても幸せ。」
なんて叫んでいられるのは、お金があるからなんだよ。よく金持ちキャラの芸no人(芸もないのにテレビに出ている人を僕は「芸no人」と読んでいます)とか出てきてこう言うでしょ?
でも、本当に金の無い人は決まってこう言うものだよ。
「もっとお金があれば。」
まさか20代にもなって、「お金がなくても」なんて言ってないだろうね?ただ働くだけではお金は増えない時代なんだから、もう無視できないんじゃない?お金の話。
例えば銀行の預金金利。
マイナス金利後に預金金利が利息が減少してるから、僕は下のリンクみたいに、比較表を作っていつでも確認できるようにしているよ。
https://ytrsdijun.com/interest-rate-sociallending-hikaku
勉強しようぜ。お金のこと。
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