銀行の預金金利(利息)はマイナスにならないが、実質負担に注意!

2016年4月10日お金

どうも!銀行の金利を気にする系ゆとり男子の@xi10jun1です。

日銀によるマイナス金利の導入から、約1か月半くらい経過したでしょうか?

あちこちでいろんな情報が聞こえてきますが、我々庶民が一番気になるのは預金金利(利息)の行方ですねぇ。

安心してください。預金金利(利息)は直接マイナスにはなりませんよ!

結論から言ってしまえば、例えマイナス金利下でも「銀行に預けたら利息がとられる」なんてことはありません。

これは預金の性質です。

預金は消費寄託契約と呼ばれる、これまた難しい契約の一種です。

簡単に言うと、「銀行は預金者の預金を使うことができるが、それはのちに同等物を返還しなければならない」という契約なんですね。その返還しなければならないものには、利息も含まれます。

詳しくは、金融法委員会事務局が出している→「マイナス金利の導入に伴って生ずる契約解釈上の問題に対する考え方の整理(pdf)」に掲載されています。

こちらで提言されているのは、「社債とか預金にマイナス金利を適用するのはちょっと違うよね?」って話です。

かなり難しいので暇なときにでも読んでみてください。

まとめ:ただし間接的な影響はある

預金金利はマイナスにならなくても、その金利分をなんらかの形で間接的に徴収することはできるのです。

例えば、ATM手数料や振込手数料の値上げなどですね。他にも、三菱東京UFJ銀行などは、大口の顧客(大企業など)の普通預金に、「口座手数料」の導入を検討しているようです。

もしかしたら、今後もいくつかの手数料が貸される可能性もありますので、こうした銀行の動きは注視しなければいけませんね。

知らないと、損しますよ!

銀行普通預金金利(10万円預けた場合)のシミュレーション

こちらでは、普通預金10万円(~100万円未満)を預金した場合の、利息をシミュレーションしています。

これ以上の金額を預けられる予定の方、あるいは定期預金をご検討の方は、リンク先が各銀行の金利情報を掲載した公式ページになっていますのでそちらでご確認下さい。

※スマホでご覧の方は、表を横にシュッとスライドしてご利用ください。

銀行名普通預金金額金利10万円預金時
の利息
三菱東京UFJ銀行一律0.001%1円
三井住友銀行一律0.001%1円
みずほ銀行一律0.001%1円
ゆうちょ銀行一律0.001%1円
セブン銀行一律0.001%1円
ソニー銀行一律0.001%1円
じぶん銀行一律0.001%1円
住信SBIネット銀行100万円未満0.001%1円
新生銀行100万円未満0.001%1円
ジャパンネット銀行100万円未満
100万円以上
0.001%
0.015%
1円
150円
大和ネクスト銀行一律0.005%5円
イオン銀行通常
イオンカードセレクト保有者限定
0.02%
0.12%
20円
120円
楽天銀行通常
マネーブリッジ利用
楽天カード引落し有
0.02%
0.10%
0.04%
20円
100円
40円
オリックス銀行一律0.02%20円
東京スター銀行一律0.02%20円

※1:2016年3月現在

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2016年4月10日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

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