なぜ女性は「年収の高い男性」を求めるのに「男性の年収を上げろ」と叫ばないのか？
どうも！まだ年収の低い20代の@xi10jun1です。
未だにツイッターやメディアでも、「年収の高い男性と結婚したい」からの「現実を見ろ"男性の年収分布画像"」という、う○この投げ合いが続いている昨今。
そろそろ、これについて考えてみませんか？
男性も女性も、相手にどのくらいの年収を求めているのか
年収。
一口に言ってもその価値観はバラバラですから、まずはデータで見ていきましょう。
結婚式場の運営などを行う、アニヴェルセル株式会社という会社が運営するサイト「アニヴェルセル 幸せは、祝福されると記念日になる。」がこんな調査をしています。
首都圏・関西に在住の20歳～36歳の男女1400名に聞いたアンケートによると、「あなたが、結婚相手に求める年収はおいくらくらいですか。以下の中から最も近い金額をお選びください。」（有効回答数1397件）の質問に対し、次のような結果が得られました。
順々に見ていきます。
結婚相手に求める年収 男女総合
男女を総合すると、相手に求める年収1位は300万円以上、次いで2位が500万円以上となっていますね。
全体で見ると、そんなに高収入は求めていないんでしょうか？
いえいえ、これは男女に明確な違いがあります。
男性が結婚相手に望む年収
まず、男性が結婚相手に望む年収のランキングですが、「好きになったら収入は関係ない」が過半数約50%越えの1位となっています。次いで2位の「年収300万円以上」と答えた人が34%ということで、男性は女性に収入を求めない傾向が強いことが伺えます。
20代、30代別に見ても、ランキングに変動はありません。
ただし、20代は30代と比べると収入面で劣ります。
国税庁の民間給与実態統計調査(pdf)によると、平成26年12月31日現在の男性の20代と30代の年収は以下の通りです。
- 20~24歳男性：265万円
- 25~29歳男性：378万円
- 30~34歳男性：446万円
- 35~39歳男性：502万円
20代の方がやや女性に収入を求める傾向が強めなのは、収入面の不安から来ているのでしょう。
この数字、あとで重要になるので覚えておいてください。
女性が結婚相手に望む年収
さぁ、ここからが地獄絵図本番です。
女性が男性に望む年収、堂々の1位は「500万円以上」！次いで2位が「300万円以上」という結果に。
先ほどの男性のランキングと比べると、明らかに金を要求、んんっ、金銭面を重視していることが分かります。
年代別でみても、差はあまりありませんね。
ただ、年齢が上がるにつれて、女性はより年収にシビアになっていくようです。
子育てや育児といった養育費にお金がかかるからでしょう。
20代男性は女性の45%にしか相手にされない
僕が20代なので20代の視点で見ていきますが、20代男性、報われないですねぇ・・・。
先ほどの男性の年収で、
- 20~24歳男性：265万円
- 25~29歳男性：378万円
となりましたが、数字だけで見れば、
- 20~24歳男性：265万円→「好きになったら収入は関係ない」女性(約15%)にしか相手にされない
- 25~29歳男性：378万円→「好きになったら収入は関係ない」と「年収300万円以上」の女性(計約45%)にしか相手にされない
となります。
20代全体の平均値なら年収300万円になるでしょうけど、それでも女性の45%にしか相手にされないことになります。
あくまでも収入の面だけで見れば、ですけど。
そして、女性が一番求める収入「年収500万円以上」を持っている男性は、35~39歳男性(年収502万円)ということになります。もうおじさんというか初老に片足突っ込んだ男性しか、女性が一番求める年収を持っていないんですね。
逆に言えば、今35~39歳の男性は、年下の女性と結婚できるチャンスです。
女性の皆さん、ダメですよ、年下好きの35~39歳男性を○リコンだとか言って小馬鹿にしたら。年収500万円以上あるかもしれませんからね。
それにしても、もっと若い男性にお金をあげないとダメだよなぁ・・・。
まとめ：なぜ女性は「男性の年収を上げろ」と叫ばないのか？
これらのデータを踏まえても、やっぱり疑問なんですよ。
年収の高い男性と結婚したかったら、年収の高い男性が一人でも世間に多い方がいいじゃないですか。もしくは、今いる20代30代男性の年収を上げるだけでも違いますよね。
だったら、「年収の高い男性と結婚したい！」って叫んでう○こ投げられるより、「男性の年収を上げろ！」って叫ぶ方が正解じゃない？
ねぇ、女性の皆さん、どうですか？
～注目：M&Aマッチングサービス～
現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
→[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ
スポンサーリンク
当ブログのスポンサー