FRBは利下げ、日銀は据え置きの状況を分析する
皆さんどうも金融政策。日銀の現状維持にやや驚いている@xi10jun1です。
今週は金利の動向を伺う市場でしたが、FRBは利下げ、日銀は現状維持となりました。
特に日銀に関しては当初10月利上げの公算だったのですが、金融政策決定会合が近づくにつれて据え置きのニュースが増えたのが気になるところ。
日銀が現状維持になった理由
大まかに書くと、米政府の関税引き上げに伴う同国経済の先行きに対する慎重論と、それに伴う日本の景気に関して不確実性が高いのが主な理由の様子。
まぁ実質賃金もマイナスですし、安定的にプラスになるほどの賃上げの状況でないと追加利上げは難しいのだろうか?
だとすると年内利上げの可能性も消えてしまうんですが、この辺はどうなるんですかね。昨年から利上げの可能性が取り沙汰されてきていますが、想定よりも景況感が望ましくないのだろうか。
またFRBが利下げしたんですが、これをどう見るか。日銀の言うように、関税政策に伴う米景気の動向はまだ見極めが必要なんですかね?米金利の利下げが影響したとは考えにくいですが、だからと言って米経済を無視はできない。
ソフトランディングになればいいですが、これで3.75~4%の金利ですのでまだ油断はできないのかなと。関税政策もトランプ大統領が軟化する姿勢を見せているところがあるので、米経済に大きな痛手にならないなら助かりますが・・・。
まとめ:当面は日銀の利上げの動向次第
日経平均も5万円台という未知の領域ですが、当面は日銀の利上げの有無で変わってくるでしょう。
アメリカが利下げしている上に日銀の利上げも示唆されている状況ですから、円高に振れやすく、円安の恩恵がある輸出関連企業の株価が一気に下がる可能性が高いです。
この辺も含めて戦略を練り直さないと。
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