日経平均さらに続伸で最高値更新。楽観ムードに支配された危険な相場へ。

さらに日経平均が上がっていますが、楽観ムードが過ぎますね。
こういう相場はあとでしっかりドカ下げが待っているので、ここで安易に乗るのは危険。
特に今はトランプ大統領のゴキゲン次第で相場がどちらにも動きかねませんからね。
今日の日経平均と東証グロース市場250指数の市況
日経平均は続伸。
前日比+556.50円の43,274.67円で取引終了です。
大型株が全般的に買われており、中でも半導体やAI関連といった先端産業は強さを維持している様子。
ただここまでの強さは異常です。期待感で買われているのもあるでしょうけけど、トランプ氏が大統領になって関税で大騒ぎしている米市場を尻目にした上げ方と考えるとあまりに不自然。
まぁでっかい売りにやられないようにしたいな。
東証グロース市場250指数は続落。
前日比-0.27円の777.75円で取引終了です。
さすがに新興市場は冷静に見ているようで、連れ高にはなり切っていません。
大型株に資金が流れているとはいえ、もう少し上がっても良さそうなのにこの価格帯ですからね。
またトランプ大統領が何か言って下げるんだろうと、様子見しているのが分かります。
本日の運用成績はこちらです。
関税政策の影響が出始めるのはいつか
トランプ大統領が対中関税の延期など、関税政策に関して右往左往している様子があるので、本格的な景気への影響はもう少し先になりそうです。
結局関税は米国民の負担になるわけですし、海外製品が高くなれば、それだけ国内の物価も上がりかねません。FRBへの圧力を強めるトランプ大統領ですが、さすがに中央銀行は独立性を保つでしょう。
いずれにしても、関税政策による米景気の動向は注視しておきたい。
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