クレディ・スイス問題で為替は円高の流れになるか

FX,

今日は相場が休みなので為替だけ。

クレディ・スイスの件が一旦の決着を見せたことでアメリカは上がっていますが、今回の買収にかかり株式より債権の価値が0になるというかなり特殊な事態が発生しています。

平和裏に解決した問題でもなさそうなので、当面は市場もリスクオフムードかもしれん。

今日のドル円の市況

シリコンバレー銀行の破綻から円高の流れが続き、俄かに取り沙汰されたクレディスイスの危機で下降トレンドは決定的になってしまった感じですね。

こうなると円安の恩恵を受ける日本の大型株も売られるでしょうから、日経平均も上げにくくなってくるだろうなぁ。何よりここ最近の相場は無理やり円安を好材料としてこじつけて買われてきたところもあるので、余計に上がらんでしょ。

それにクレディ・スイスの買収騒動も、まだ完全にリスクが無くなったわけではないですし。今回のケースに関して言えば、AT1債という条件次第では保有者が全て損する特殊な債権が、それを満たしてしまったがために実際に2.2兆円もの価値が失われる事態になっているわけで、トラブルにならないわけがない。

まだそのリスクが顕在化してないのに、アメリカの株価は買収されたことだけを好感して上げている。市場はまだまだ実体経済を軽んじている証拠で、おそらく鉄槌が下るような事態も起こるかもしれないな。

昨年のジャクソンホールからずっと市場は楽観ムードで、金利のことばかり見ている。この悪癖が治らない限り、市場は再び自業自得のネガティブサプライズでドカ売りされる。

あり得るなぁ。そういう実績があるんだもん。

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主要通貨スプレッド
  • ドル円(USD/JPY):0.3銭
  • ユーロ円(EUR/JPY):0.5銭
  • ポンド円(GBP/JPY):1.0銭
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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2023年3月21日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

FX,

Posted by jun


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