日経平均大幅反発。再び利上げ鈍化期待だけの間違った上昇を繰り返す愚かな相場へ逆戻り
一体どれだけ同じ過ちを繰り返したら気が済むのか分かりませんね。
昨日発表された米消費者物価指数の結果が予想を下回ったことを受けて利上げ鈍化期待から株価は急騰、強烈なドル売りでドル円は短時間に5円以上も円高に動くなど荒れた相場となりました。
まだ消費者物価指数がちょろっと下がっただけなんですが、こんなに動きますかね?
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は大幅上場。
前日比+817.47円の28,263.57円で取引終了です。
アメリカの消費者物価指数がちょろっと下回っただけでこの上がり方ですか。これFRBからけん制発言が出て下がるパターンですよ。
しかも上がってる株は値がさ株みたいな大型が主流。全体も上がっていたとはいえ、偏りはけっこう見受けられます。
そもそもまだFRBから確実な情報も出ていない上に、先日はパウエル議長から釘を刺されたばかりだというのにもうまた間違えるのか市場は・・・。
マザーズ総合は反発。
前日比+25.05円の760.52円で取引終了です。
マザーズもハイテク株やグロース株が中心であるだけに、こういう上げ方するのか。
まだ全然確定的な状況でもないのに、あとでFRBから実体経済とそぐわない値動きを指摘されて下がっても知らんぞ。
仮に利上げ鈍化となったとして、リセッション入り確実視で企業収益どうなるんですかね?それ株高の材料なんですか?
本日の運用成績はこちらです。
また間違えだした市場
ほんの少し米消費者物価指数が下振れただけでこんなに動くとは・・・。
それだけ株を買って儲けたい勢が多く、利上げ鈍化期待が高まっている証拠。
とはいえ、こうやって市場が何度も同じ過ちを繰り返しているってのは、どうもきな臭い。大体こういうときは天罰とばかりに斜め上のリスクがやってきてドカ下げするもの。
知らないぞ~。
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