日経平均大幅反落。CPI予想外の上振れで利上げ楽観ムード再崩壊
日経平均は大幅反落ですな。
CPIこと米消費者物価指数が予想外に上振れたことで再びインフレ対策の利上げ観測が強まり、市場の期待感はまたもや剥落となりました。
ほんと、市場が間違っている瞬間が多すぎますね今年は。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は大幅反落。
前日比-796.01円の27,818.62円で取引終了です。
ダウが1,200ドル安というドカ下げもいいところの売られっぷりで、日経平均も当然の下げ幅ですな。
米消費者物価指数が予想外の上振れということで、FRBのインフレ対策たる利上げの根拠が強まっての株下げです。
先日のジャクソンホールでのパウエル氏の発言のときもそうでしたが、市場は一体何回間違えば気が済むのでしょう?
FRBの利上げ鈍化期待ばかり見るのではなく、足元の実体経済を見ないと。こんな僕ですら分かっているというのに。
マザーズ総合は続落。
前日比-9.32円の744.16円で取引終了です。
マザーズもご覧の通りで、全体的に売られましたな。
ただ日経平均に比べると下げ幅は限定的。既に金利要因では売られ過ぎて、もうこれ以上は下げにくいのかも。
新規の悪材料が出ないことを祈りますが、IPO株やバイオ株の監視はしておかないと。
本日の運用成績はこちらです。
市場が間違っている
もうとにかく市場の関心事は『利上げの鈍化』一点張り。
足元の実体経済を全く見ていないから、こういう下げ方するんですよ。損したヘッジファンドもいるでしょうから、勝手に期待してポジってた市場関係者は全員反省しなさい。
こういう市場が間違っているときに無理にポジると自分も損するので、静観が一番ですな。
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