日経平均反落。ダウも若干の反応を見せる中国と香港の株価を睨む展開。
日経平均が大きくさげましたな。
昨日までの中国と香港の株価下落が尾を引いている様子。ダウも少し反応していたようで、下げで引けています。
2015年のチャイナショックを思い出すような状況が続いていますので、当面は警戒が必要ですな。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は大幅反落。
前日比-388.56円の27,581.66円で取引終了です。
ダウはさすがに下げが限定的ですが、中国と香港の株価下落を一身に受けている様子ですな日経平均。
新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大もありますし、一旦大きめの調整が出てもおかしくないでしょ。それに中国経済の減速懸念も再燃しそうですし。
仮にここから反発するなら少なくとも感染者数が減少するか、中国と香港の株価が落ち着かないと難しいな。
それにどうも、中国政府が投機的に高騰し続けている不動産相場への抑制策を強化しているようで、バブル崩壊に伴うチャイナショックも意識される状態・・・。
マザーズ総合は大幅下落。
前日比-39.62円の1,097.30円。
さぁ、下げてきましたね、新興市場!
日経平均の下げに連れ立って動いていますし、個人は売り越しのようですな。それにFOMCもあるので金利上昇からのグロース株やハイテク株の売りも危惧したいところ。
既に昨日のアメリカのナスダックや半導体の下げを意識しているようですので、このまま3桁円まで一気に突っ込んでほしい。
できれば800円台まで・・・。
本日の運用成績はこちらです。
また中国と香港の株価下落を過小評価している相場
2015年のチャイナショックで退場した投資家は数知れず。
それでも未だにこの相場は新型コロナウイルスとアメリカばっかり見て、中国と香港の株価下落を過小評価しているとしか思えません。
前述した中国の不動産市場も、要は日本と同じで投機熱からの売買により価格が上昇している状態。金融リスクや国民の不満を顧みた中国政府が規制に乗り出したのは今に始まったことではないとはいえ、引き続き警戒が必要ですね。
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